8つもの主要路線が乗入れ、一日の乗降客数が日本第2位を誇る最大ターミナル・池袋駅。
「駅袋」と呼ばれるほど駅を中心に大規模市街地を発展させてきた、新宿・渋谷と並ぶ3大副都心の一つです。
以前は地味な繁華街のイメージでしたが、今では住みたい街として上位に名を連ねる人気の街。
そこで、池袋駅東口の駐車場事情についておさらいしてみます。
また確認の際は、最大料金の繰返し有無や時間/日極かに注意し、トラブルを避けるようお願いします。
池袋駅東口の駐車場で最大料金が格安のおすすめは?
かつての寒村の原野から、鉄道敷設後は闇市の歴史なども背負いながら、駅とともに発展してきた池袋。
「ブクロ」と呼ばれ、以前の飲み屋も多い垢抜けない印象の繁華街から、今では住みたい街ランキングで上位に入る人気のエリアへと発展しています。
新宿に次ぐ264万人もの乗降者が行き交う池袋駅は、その周辺に大型商業施設や専門店、飲食店が建ち並ぶ都内有数の繁華街。
このうち東池袋側は、「西武池袋本店」や「池袋PARCO」をはじめ、「ビックカメラ池袋本店」や「LABI 1 日本総本店」もしのぎを削り合う、店舗中心の商業区域。
なんと言っても、池袋のランドマーク的施設「サンシャイン60」を有する「サンシャインシティ」が人気スポットであり、賑やかさにあふれたエリアです。
一方で西池袋側は、「東武百貨店」や「池袋マルイ」の商業施設はもちろんありますが、「池袋西口公園」をはじめ「東京芸術劇場」や「立教大学」などもあり、文化的な雰囲気が漂う少し落ち着いたエリア。
例えば同じデートをするのでも、駅両側で「賑やかさ」や「洗練された大人のムード」の両方が楽しめる、そんな多彩さも池袋の大きな魅力でしょう。
ただ、いずれにしても人が集まるスポットであり、また一方通行の道が多く、さらに狭いので運転が大変なエリア。
もちろん交通量は終日多く、また意外に商業施設を除くと時間貸しの駐車スペースが多くはないので、車を使う方は駐車場事情をおさらいしておくとあわてません。
そこで、以下が池袋東口周辺のパーキング一覧になります。※青いアイコン
おすすめワンポイント!
もし、グーグルアプリ【Googleマップ-GPSナビ】がインストールされていて、位置情報が許可されていれば、今いる場所とともに上記の駐車場マップが開き、とても便利!
【Googleマップ-GPSナビ】
料金は短期間で変動するものなので、料金傾向の目安にしていただければと思います。
ちなみに表の中ほどの列は、平日の1時間/日中最大(青色)・休日の1時間/日中最大(ピンク)になっています。
空き状況がわかるものは、マップのガイドエリアにリンクを入れてあります。※表中の駐車場名が太文字のもの。環境によっては開かなかったり、直リンクできないことがあります。
駅から5~600m前後・徒歩で10分程度の圏内でピックアップしていますが、東口側には1km弱ほどにサンシャインシティもあるので、その周辺も拾っています。
なお西口側のパーキングも記載していますが、詳細については以下の別記事を参照いただければ幸いです。
前述の通り、基本的に常に交通量が多く、混雑が終日続く市街地なので、駐車場もある程度探さないと空きが見つからないエリアです。
特に駅周辺は、車がやっとすれ違える狭い道や一方通行が多く、やみくもに探すのは不効率なので、空き情報などを活用するのは必須です。
また、駅至近に施設が高度に集積する池袋駅では、駅から200~300m範囲には駐車場が数える程。
特に東口側は顕著で、至近では1.池袋東口公共地下駐車場(171台)のほぼ一択でしょう。
ただ、西口に比べると全体では大きな店舗駐車場が多く散らばっており、特にサンシャインシティの駐車場(50–53)は、人気スポットとしては混雑も比較的穏やかでもあり、1800台という余裕の収容力でおすすめ。
その周辺にも44や48など大きいコインパーキングもあるので、駅周辺で駐車に困った際は、GWなどでなければ、この界隈で探したほうがいいかも知れません。
料金的にはやはり高めの23区内相場で、1時間あたりで平均811円、日中の打ち止め料金も平均2159円と、手頃とは言えません。
ちなみに西口側は、やはり平均で775円/h、2191円/日中上限なので、目立った価格差はありません。
そこで、車を置いて出かけたり、駅周辺でゆっくり用足しする際に、できるだけ手頃に日中駐められるところを探すと、
6.エムテックぬかりやパーキング(66台/06:30-23:30 最大1000円)
13.佐々木ビル駐車場(18台/当日1日最大¥1200)
21.池袋スクエア駐車場(52台/07:30-22:30 最大¥1200)
23.タイムズ東池袋1丁目第2(46台/12時間最大1200円)
29.オーク池袋ビル駐車場(44台/08:00-20:00 最大1000円)※平置き区画のみ
31.東池袋1丁目パーキング(34台/12時間最大1200円)
なら、相場よりかなり手頃な1200円で駐めておけるパーキング。
おすすめは、やはり最安値の上に収容力もあり、駅にも300mの立地というバランスが抜群の6でしょう。
しかも、ここは夜間宿泊(23:30-6:30)が無料という太っ腹なので、そのまま預けても安心の駐車場でイチオシです。
池袋駅東口の駐車場で時間料金が安いのは?
もし、ちょっとした仕事や生活利用で来た場合なら、打ち切り料金より時間単価が安い方が助かります。
1時間あたりが手頃なパーキングをみると、先程ふれたとおり周辺相場は1時間換算で800円程度。
とてもゆっくり駐めておけるレベルではありませんし、前述のように打ち止めで1200円程度のところもあるので、2~3時間駐車ならもう少し抑えられると助かります。
そこで、リーズナブルなところを探してみると、
6.エムテックぬかりやパーキング(66台/06:30-23:30 2時間¥500)
12.コインパーク南池袋2丁目(18台/終日 60分¥400)
13.佐々木ビル駐車場(18台/08:00-24:00 1時間¥400以降30分毎¥200)
18.TFパーキング南池袋(4台/08:00-00:00 15分100円)
29.オーク池袋ビル駐車場(44台/08:00-20:00 30分200円)※機械区画のみ
40.SANパーク南池袋No.5(8台/終日30分200円)
45.K&C東池袋ビル駐車場(32台/営業時間内 30分200円)
なら、1時間換算で400円以下のパーキングです。
このうち先程も挙げた6は、2時間単位ですが500と最安値で、オールマイティーに使える駐車場。
また、もし3時間程度の用足しなら、
28.トラストパークNBF池袋シティビル(23台/3時間最大900円)
が1時間あたり300円なので、やはり最も手頃なパーキングのひとつです。
他にも、45などはサンシャインシティ近場の立地なので、料金が少し高いサンシャインパーキング(30分300円)の手頃な代用にも使えるでしょう。
池袋駅の駐車場で予約ができるのは?
最近では予約できる駐車スペースのシェアサービスが盛んになってきているので、当たってみるのもひとつの手かもしれません。
競技・イベント会場周辺では今や一般的になりましたが、混雑する駅周辺でも最適の選択肢と言えます。
ちなみに、池袋駅の周辺には予約できる駐車場が豊富にあります。
1箇所ごとの台数はわずかですが、何より駐車場の心配がなく向かえるのはメリットです。
早めに行くことが決まっているようなら、確保してしまうというのも、安心してアクセスできる一つの方法と言えます。
→池袋駅の周辺で予約できるトメレタ駐車場
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まとめ
2020五輪開催が決まって以来、各地域でさまざまな進化が加速している首都・東京ですが、北の副都心・池袋も大きく変わろうとしています。
豊島区旧庁舎跡地には、7つの劇場空間を有するビル開発が予定され、「国際アート・カルチャー都市」の実現に力が注がれる真っ最中。
西口側の東京芸術劇場らと共に、巨大商業都市から一大文化芸術ゾーンへと進化が見込まれる池袋エリアを訪れる際に、記事が参考になれば幸いです。
※利用の際は必ず現地の表記をご確認ください。
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