その名の通り5000匹もの鈴虫が飼育され、秋に関係なくその爽やかな鳴き声を響かす鈴虫寺こと華厳寺。
松尾山麓の豊かな自然に囲まれ、その境内の竹林や苔石の庭園などの静謐な空間が、訪れる人に歴史ロマンを感じさせるスポットです。
特に周辺にも、苔寺や松尾大社など女性に嬉しいパワースポットがあふれる人気の散策エリア。
そこで、鈴虫寺周辺の駐車場事情についておさらいしてみます。
また確認の際は、最大料金の繰返し有無や時間/日極かに注意し、トラブルを避けるようお願いします。
鈴虫寺の駐車場の混雑や料金・時間は?
その歴史は古く、華厳宗再興のために江戸の享保年間に興され、現在は臨済宗の禅寺として信仰を集める華厳寺。
鈴虫寺の愛称で親しまれ、特に幸福地蔵菩薩の縁結びの御利益が篤いパワースポットとして、女性から支持を集める名刹です。
鈴虫の声を聞きながら、名物の和尚さんがしてくれる鈴虫説法も面白いと評判で、30分ほどの時間をお茶やお菓子を味わいながらお話を楽しめるのも人気の理由のひとつ。
よく手入れされた庭園は季節毎に表情を魅せる花や木にあふれ、紅葉のころならその彩りを楽しめる人気の参拝スポットです。
<基本情報>
名称:華厳寺(鈴虫寺)
住所:京都府京都市西京区松室地家町31
TEL:075-381-3830
参拝時間:9:00-17:00(入場は16:30まで)
参拝料:大人 500円、子供 300円(4才~中学生)※茶菓子付き
定休日:無休
アクセス:
阪急嵐山線「松尾大社駅」徒歩約15分
京都バス 鈴虫寺下車すぐ
公式ホームページ:http://www.suzutera.or.jp/index.html
付近には、苔寺こと西芳寺や山吹の社・松尾大社、安産子授けの月読神社など、パワースポットも囲むエリアであり、人気の右京区・嵐山エリアにもほど近いことから、散策の足を伸ばす方も多い西京区人気の界隈。
ただ、嵐山よりは混雑ははるかにおだやかであり、また最寄りの松尾大社駅や上桂駅からは徒歩で20分弱かかるので、マイカーでも行く方も多いでしょう。
付近の嵐山線沿いにこのエリア共通の観光駐車場(5)はありますが、華厳寺にも以下の専用駐車場があります。※赤いPアイコン
<P.鈴虫寺駐車場>
住所:京都市西京区松尾万石町51
営業時間:
拝観時間に準ずる(9:00-17:00※但し入門は16:30まで)
収容台数:約70台
料金:1回500円(拝観時間内に限る)
通り沿いのメイン駐車場の他にも、混雑時に案内される10数台程度のスペースがあり、合せて70台ほどのキャパシティですが、普段時ならまず駐められるはずですし、いくらか並んでいたとしてもそれほど入庫に時間はかからないでしょう。
ただ細い道が入り組む界隈であり、バスや人通りも多く運転はかなり気を使うので注意ください。
また寺自体の入場が16時半までと、比較的早い閉門時間なのも注意。
もちろん、紅葉時をはじめ行楽シーズンは混み合いますし、人が多い時期には前述の鈴虫説法のシステムも手伝い、入庫にはかなり時間を要するようになります。
残念ながら無料ではありませんが、料金は1回500円と周辺相場と比べても手頃。
ただ、もちろん原則的に参拝見学時間内に限られるので、隣の西芳寺や他のスポット散策の拠点はできません。
京都散策は、基本的に徒歩と公共交通との組み合わせが基本であり、このエリアも前述のように歩いて回るのが楽しいスポット界隈なので、もし拠点駐車をするなら、周辺パーキングをあたるのも手。
特に紅葉時などの繁忙期は、満車時のために付近の駐車場事情をおさらいしておくとあわてません。
鈴虫寺の駐車場で安い料金のおすすめは?
そこで、以下が鈴虫寺周辺のパーキング一覧になります。
おすすめワンポイント!
もし、グーグルアプリ【Googleマップ-GPSナビ】がインストールされていて、位置情報が許可されていれば、今いる場所とともに上記の駐車場マップが開き、とても便利!
【Googleマップ-GPSナビ】
鈴虫寺から1km前後・徒歩で10分程度の圏内でピックアップしています。
料金は短期間で変動するものなので、料金傾向の目安にしていただければと思います。
ちなみに表の中ほどの列は、平日の1時間/日中最大(青色)・休日の1時間/日中最大(ピンク)になっています。
空き状況がわかるものは、マップのガイドエリアにリンクを入れてあります。※表中の駐車場名が太文字のもの。環境によっては開かなかったり、直リンクできないことがあります。
ご覧のように、周辺には規模や軒数的にリソースは多くはなく、また少し離れた立地での駐車を余儀なくされます。
寺の駐車場に隣接する1などは鈴虫寺の駐車場と思う方も多く、タイミングによっては列をよそに入庫できてしまう場合もありますが、寺自体が混雑して時間を要する際などはかえって高くつくので注意。
概して、このエリアの散策も想定した周辺パーキングを選ぶなら、マップの他スポットも考慮した、上限の手頃なパーキングが理想的と言えます。
料金的には、1時間あたりでほぼ200~300円(平均272円※14除く)、日中の打ち止め料金も平均817円と標準レベルの相場。
そこで、車を置いてこの界隈をゆっくり散策する際に、できるだけ手頃に日中駐められるところを探すと、
6.山田口北パーキング(8台/12時間最大500円)
7.松尾鈴川町パーキング(8台/24時間最大600円)
15.リパーク阪急松尾大社駅前(16台/月-金 当日1日最大600円)平日のみ
16.山田南山田パーキング(4台/08:00-20:00 最大料金600円)
が、鈴虫寺の駐車場と同程度で日中駐めておけるパーキング。
ただ、6や7などはこのエリア散策には少し立地条件が悪く、戻ってくるのにかなり歩くことになります。
全体的にも打ち止め金額があるスペースは、距離的には少しあるところがほとんどであり、頑張って歩くのが前提になるでしょう。
また、時間料金的には
12.キョウテク桂山田口(4台/08:00-20:00 40分100円)
が最安ながらほぼ200円/hが主流であり、その程度なら駐めてしまっても割高ではありません。
鈴虫寺の駐車場で予約ができるのは?
最近では予約できる駐車スペースのシェアサービスが盛んになってきているので、当たってみるのもひとつの手かもしれません。
競技・イベント会場周辺では今や一般的になりましたが、混雑する行楽スポットでも最適の選択肢と言えます。
まだ鈴虫寺の周辺にはあまりありませんが、近年急速に普及しつつあり、今後どんどん供給が増えるはずなので、気にしておくといいかもしれません。
1箇所ごとの台数はわずかですが、何より駐車場の心配がなく向かえるのはメリットです。
早めに行くことが決まっているようなら、確保してしまうというのも、安心してアクセスできる一つの方法と言えます。
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まとめ
西京味噌を「さいきょうみそ」と言うのでこの地名もそう読む人がいますが、正確には「にしきょうく」と読むこの地域は、かつて謎の多い氏族・秦氏の定住した歴史を背景に、パワースポットが点在するエリアとも言えます。
特に、鈴虫寺を含めて縁結びや恋愛成就・子育て・安産などにちなむパワースポットが多く、その静謐でロマンあふれる風土も手伝って、女性に圧倒的な人気を誇る癒しエリアとも言えます。
そんな京都西部の自然と歴史に彩られたスポット群を訪れる際に、記事が参考になれば幸いです。
※利用の際は必ず現地の表記をご確認ください。
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