行楽の季節を迎え、女子旅の幹事さんもいろいろ計画を検討しているところでしょう!
旅行先も女子が行って楽しいところがいいですし、何か目的を持って出かけたいところです。この季節ならではのエリアでそんなちょっとわがままなスポットはないものでしょうか?
今回は、そんな女子旅に絶好のモデルプランを紹介します。
女子旅でもいずれは行き先にしたいところはたくさんありますが、まだなら京都は候補BEST.1でしょう。
ただ混雑もそうですが、京都はスポットがたくさんありすぎて計画が立てづらいのも事実。あちこち行こうとしても、距離があると本当に廻りきれるかもわかりません。
でも、そんな女子旅ならではのスポットが、しかも集中してあるエリアがあります。
それが西京地区!
西京味噌が「さいきょうみそ」と読むのでこの地名もそう読む人がいますが、「にしきょうちく」と読みます。
区としては京都の中で山科と並んでもっとも新しいエリアですが、歴史的には中国から渡来した秦氏一族が居住していたところで、このまだ不透明な点が多い氏族の歴史を背景にパワースポットが多いエリアとも言えます。
そんな西京区で女子旅におすすめしたいのが
・苔寺~鈴虫寺~月読神社
の散策コースです。
名前からして素敵な響きがあるところばかりじゃないですか?しかも女子ならではの訪れる理由や御利益があるところばかりですよ!
おのおのが近い距離に点在しているので、ルートとしても廻りやすいのでおすすめです。
※右上の□ボタンを押して、拡大してご覧下さい。
では、今回はそのうちの「月読神社」を紹介しましょう。
名前からして乙女心をくすぐる月読神社は、実際にも女子限定の神秘的なご利益がいっぱいの神社です。
<月読神社>
住所:京都府京都市西京区松室山添町15
TEL:075-391-3631
休日:無休
拝観料:無料
アクセス:阪急嵐山線 松尾大社前駅 徒歩約15分
京都バス 松尾大社前 下車
駐車場:なし
サイト:http://www.matsunoo.or.jp/tukiyomi/index/
400mほどのところにある松尾大社の摂社(支店のような神社)で、856年にはこの地にあったと日本書紀に記されている歴史の古い神社です。
天照大神の弟で須佐之男命の兄にあたる月読尊を祀る神社で、23代顕宗天皇へ壱岐氏祭神の月神から神託があり興されたとされ、この地への歓請(神仏を迎え入れること)は秦氏によるとされています。
そんな経緯から、古代京都の祭司や渡来文化の歴史的な史跡として重要な神社で、実際にも縁起の深い祠や句碑が点在しています。
朱色の鳥居をくぐると摂社ながらも荘厳な雰囲気が境内に漂い、森からのひんやりした空気も流れ込んで神聖なパワースポットの古社とも言えます。
指定文化財を所蔵した本殿や拝殿など以外にも、穢解(かいわい)の水・池や願掛け陰陽石、秦氏とつながりも深く学問の神として名高い聖徳太子のやしろなどがあります。
境内奥には滝もあり、パワースポットのような神秘的な波動を感じられる神聖な場所の神社なのです。
・私的にはパワースポットのような良い波動を受けました。
・背後に山と森が控えており、小さいながら神韻とした雰囲気があります。
緑にあふれ自然のパワーを感じることができる月読神社は、古き日本へタイムスリップしたかのような錯覚を覚えるパワースポットと言えそうです。
良い気に触れたあとは、身も心も軽くなるかもしれませんね。
京都の月読神社の安産・子授けのパワーは?
日本神話の天照大御神(姉)・月読命(次弟)・須佐之男命(末弟)の3神のうち月読命を祀る神社は日本では85社しかなく、また伝承もたった一つで謎の神様と言われています。
そんな神秘的な神様を祭神をとする月読神社がパワースポットとして女性に支持されている最大の理由は、安産祈願で有名な神社であるからです。
境内にある安産信仰発祥の石「月延石」には安産や子どもを授かる霊験顕かなご利益が強いとされ、全国から多くの人がそのパワーを授かりに訪れています。
その謂れは、神巧皇后が応神天皇を懐妊中に、新羅出征に石を腹に抱いていったところ安産だったとの由来によるそうです。
戌の日には祈祷が行われており、いただいた「祈願石」に願い事を書き入れ祈祷してもらった後に「月延石」が奉納された奥の宮にお供えに行くという流れになります。
安産だけでなく子授けのご利益もあるので、もしタイミングが合えば将来にという意味でも大丈夫なのでお願いしておくといいかもしれませんね。
ご朱印もいただけるので、好きな方は忘れないで下さい。
アクセスはシーズン中ともなれば混みあいます。車はもちろん、バスも近くが嵐山エリア名こともあり渋滞が予想されます。駅からは15分ほどかかりますが電車がおすすめですよ!。
なお地図でもわかるとおり、月読神社の本社でもある松尾大社も歩いて5分ほどの距離にあります。同じくパワースポットとしても、またお酒造りに関する資料館もあるので、足を伸ばさない手はないでしょう。
まとめ
1章でも触れましたが、今回紹介した「月読神社」を含む
・西芳寺(苔寺)→華厳寺(鈴虫寺)→月読神社(+松尾大社)
のセットコースがぜひ京都の女子旅におすすめのセットプランとなります。
→「京都女子旅のおすすめコース!癒しのスポット 苔寺で写経体験!」
→「京都女子旅のおすすめコース!縁結びスポット鈴虫寺のお守りの効果とは?」
の記事も参考にして、ぜひ回ってみてくださいね!
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