長崎中央部で、有明をはじめとした豊かな三つの湾岸が囲む諫早市。
長崎・島原・西彼杵の各半島を結ぶ交通要衝の役割も果たし、長崎市、佐世保市に次ぐ長崎県第3の都市として発展しています。
最近では新幹線開業へ向けて、玄関口の諫早駅やその周辺も開発整備が進み、さらなる発展が見込まれるエリア。
そこで、諫早駅周辺の駐車場事情についておさらいしてみます。
Photo by Houjyou-Minori / CC表示3.0
また確認の際は、最大料金の繰返し有無や時間/日極かに注意し、トラブルを避けるようお願いします。
諫早駅の駐車場で最大料金が格安のおすすめは?
多くの美しい湾岸や多良山系の豊かな自然に囲まれ、有名なムツゴロウに代表される海産物や、
古来からの干拓で形成された穀倉地帯の農産物など、豊富な恵みの収穫にあふれる諫早。
長崎・島原など3つの半島の結節点に当たることから、県内の交通・産業の拠点エリアでもあり、漁業や農業のみならず、多くの工業団地を抱える工業都市としての顔も併せ持ちます。
最近では2022年に九州新幹線西ルートの開通が決まり、その開業効果を高める街づくり整備が進む中心市街地。
長崎駅に次ぐ利用者を誇り、全列車が停車する玄関口・諫早駅も、駅舎ビル建設や駅前広場・周辺の利便性向上の整備が進んでいる最中です。
ただ、まだまだ駐車ポイントが豊富とは言えず、朝夕には車の交通量も多いエリア。
また、今後新完成開業に向かって賑わいが予想されるので、車を使う方は一度駐車場事情をおさらいしておくとあわてません。
そこで、以下が諫早駅周辺のパーキング一覧になります。
おすすめワンポイント!
もし、グーグルアプリ【Googleマップ-GPSナビ】がインストールされていて、位置情報が許可されていれば、今いる場所とともに上記の駐車場マップが開き、とても便利!
【Googleマップ-GPSナビ】
駅から5~600m前後・徒歩で10分程度の圏内でピックアップしています。
料金は短期間で変動するものなので、料金傾向の目安にしていただければと思います。
ちなみに表の中ほどの列は、平日の1時間/日中最大(青色)・休日の1時間/日中最大(ピンク)になっています。
空き状況がわかるものは、マップのガイドエリアにリンクを入れてあります。※表中の駐車場名が太文字のもの。環境によっては開かなかったり、直リンクできないことがあります。
ご覧のように宿泊施設や商業繁華街が広がる駅東側に駐車場は多いですが、西口前にも3(76台)や6(176台)など大きめのスペースがあるので、極端に不便感はない印象です。
ただ、やはり地域最大の規模を持つ1(260台)や9(230台)が目の前に立地する東側がやや便利さに優れ、駅両側の車の行き来がしづらい市街地ですが、探すならこちら側がおすすめ。
また、駅周辺からはやや外れになりますが、天満町界隈にも固まった一角があり、市のシンボルである本明川沿いのスポット用途にも利用可能です。
ただ、前述の新幹線開業に伴う街づくりが進む最中であり、若干駅周辺の環境が流動的であり、駐車場も増減がありそうなので、現地で良く確かめて利用ください。
料金的には標準的な相場エリアであり、1時間あたりでほぼ200円(平均222円)、日中の打ち止め料金も平均736円と可もなく不可もなくといったレベル。
そこで、車を置いて出かけたり、駅周辺でゆっくり用足しする際に、できるだけ手頃に日中駐められるところを探すと、
<休日のみ>
10.諫早駅前第2駐車場(8台/土日祝 08:30-19:00 最大料金500円)
11.諫早駅前駐車場(7台/土日祝 08:30-19:00 最大料金500円)
<平日・休日とも>
3.タイムズ諫早中央(73台/24時間最大500円)
6.タイムズアゼリアガーデン(176台/24時間最大400円)
19.グリーンパーキング(約70台/08:00-17:00 最大500円)
が、ワンコイン以下で駐めておけるパーキング。
駅までのアクセスや台数規模を考えるとおすすめは6であり、繁華街とは逆側ながら節約をしたい方は空きを確認しながら覗いてみるといいでしょう。
諫早駅の駐車場で時間料金が安いのは?
もし、ちょっとした仕事や地元での生活利用で来た場合なら、打ち切り料金より時間単価が安い方が助かります。
1時間あたりが手頃なパーキングをみると、先程ふれたとおり周辺相場は1時間換算で200円程度。
ただ、前述のように上限で500円以内のところもあるので、2~3時間駐車ならもう少し抑えられると助かりますが、残念ながらこのエリアで1時間換算で200円を切るところはありません。
そこで、台数に優れた200円パーキングを拾ってみると、
3.タイムズ諫早中央(73台/終日60分200円)
7.諫早駅北駐車場(約160台/終日30分100円)
9.パークランド駅前駐車場(230台/08:00-22:00 30分100円)
19.グリーンパーキング(約70台/終日30分100円)
が、収容力に余裕があるところ。※21は郊外地域のため含まず
ただ、ほとんどは1時間換算200円なので、あまり考えずに目的場所の近くで探すのが賢明でしょう。
諫早駅の駐車場で泊りや連泊・予約ができるのは?
特急停車駅であり、長崎市内や博多などへ、泊まりで仕事や旅行に出かけるケースもあると思いますが、そんな際に適したところをみてみましょう。
一般的に、新幹線や特急が乗り入れる駅周辺には、鉄道利用を条件に手頃な料金で駐め置けるパークライド駐車場がありますが、この諫早駅では以下がそれに当たります。
8.諫早西口駐車場(29台/JR九州旅客列車の指定条件利用で24時間毎500円)
具体的には、JR九州特急・新幹線や片道51km以上列車を利用した方が対象になり、料金は500円と破格ではありませんが、72時間まで駐めておけるのは魅力。
もし特急列車などを使わない泊り駐車なら、先程も挙げた
3.タイムズ諫早中央(73台/24時間最大500円)
6.タイムズアゼリアガーデン(176台/24時間最大400円)
いずれも、大きな台数や便利な立地、時間料金の手頃さも併せ持つ、バランスに優れたスペースとしてイチオシです。
日数に応じて、長期出張や旅行の際に覚えておくと便利でしょう。
また、最近では予約できる駐車スペースのシェアサービスが盛んになっていますが、諫早駅周辺にはまだ殆ど無いものの、以下のようなスペースもあるので、利用の余地があれば試してみるのもいいでしょう。
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まとめ
新幹線開業の他にも、諫早での最近の大きな嬉しいニュースが、この地をホームとするJリーグ・V・ファーレン長崎のJ1昇格。
そのホームスタジアムは、諫早駅が最寄りである”トランスコスモススタジアム長崎”こと「長崎県立総合運動公園陸上競技場」であり、試合開催日には多くの応援客であふれます。
最近は予約駐車場運営会社とも連携が始まり、上記で触れたようなスペースも増え始めていますが、やはり普通に車で行くと、臨時駐車場も含めて満車が多く、駐めるところには苦労します。
そんな際は、駅周辺で駐めて諫早バスターミナルから路線バスで向かうのも有効なアクセスなので、記事が参考になれば幸いです。
※利用の際は必ず現地の表記をご確認ください。
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