滝行がしたい女性におすすめ!宿坊がある関東のお寺をまとめ!

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写経や座禅、断食など自分を見つめなおすいろいろな体験ができる神社やお寺は、ある意味もっとも刺激的なアクティビティ・スポットと言ったら不謹慎でしょうか?

中でも、少し修行的な要素の強い「滝行」にチャレンジする女子も近年急増しています。どうせならとお寺で宿泊もしてみたいのなら、宿坊も兼ねているお寺がおすすめです。

そんな、泊りがけで滝行が体験できる関東近郊の宿坊施設があるお寺をまとめてみました。

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滝行ができる天光寺の詳細情報は?

滝行ができるお寺は意外に沢山あるものですが、泊りがけで体験させてくれるところはあまりありません。なぜなら、近くに滝行ができる自然環境と宿泊客を受け入れる体制が必要だからでしょう。

今回おすすめすするように東京御岳山には滝行ができる宿坊を複数ありますが、そんな奥多摩エリアのような滝のある豊かな自然が必須なので、条件が整う場所はそうないのでしょう。

今回は関東で、そんな条件に当てはまるお寺があったので紹介しましょう!

<臼杵山 真言宗 天光寺>

住所:東京都西多摩郡檜原村小沢4040-1
TEL:042-519-9380
Email:info@tenkouji.jp
費用:7,500円×滞在日数(3食付)
日程:いつでも
定員:なし(一人でも可)
資格:なし
アクセス:JR五日市線の終点「武蔵五日市駅」より
西東京バス「数馬」行きで「笹平」停留所下車、
徒歩約10分
サイト:http://www.tenkouji.jp/

前述の御岳山の滝行宿坊と同じ東京・奥多摩エリアに位置し、本土では唯一の東京都の村にあります。天光寺は真言宗のお寺で、修行道場として人々を導くことに力を注いでいます。

お寺といっても施設は宿坊が主体で、お堂のある寺院をイメージすると少し想像と違うかもしれません。

その活動は多岐に渡り、引きこもりやいじめ・自殺願望から企業研修までさまざまなカリキュラムのもと、修行を通して悩み解決をサポートしています。

呼吸と挨拶を基本として、座禅や写経、ヒーリングなどさまざまな指導がありますが、滝行のその中に含まれます。

したがって天光寺での修行は、滝行だけではなくその費用からは想像できないほど総合的なメニューになるので注意してください。

体験修行の内容

・挨拶の作法
・読経
・腹式呼吸
・発声法
・お百度参り
・水行・川行
・滝行
・写経・写仏
・瞑想・密教座禅
・住職の法話

近隣には、「不動の滝」「龍神の滝」「九頭竜の滝」「払沢の滝」とその環境も申し分ありません。

具体的に修行体験は、基本的には初日の朝10時までに入り、最終日の夕方まで行われ、滝行や川行、写経、お百度参り、瞑想などを体験することができます。最近、日帰りの「半日滝修行」(5,000円)も始められたので、試しにやってみたいと言う方には手頃かもしれません。

用意するものはタオル類や下着くらいで、リネンやアメニティは用意があります。滝行は貸し出される着物を着る形になります。

初めての方や女性・ひとりでも歓迎ですし、日数も自由です。なんと言っても3食付で7,500円/日と、その盛りだくさんの内容からは破格の費用で体験できるので、関東でイチオシの修行スポットと言えます。

申込みは、公式サイトの申込みフォームから行ってください。

ちなみに携帯も圏外で、近隣にはお店もほとんどないので修行には集中できるロケーションですよ。

蓮花院の滝行の詳細情報は?

<御法山 蓮花院>

住所:茨城県取手市白山6丁目4-12
TEL:0297-72-2444
Email:info@minorizan-rengein.com
費用:10,000円
日程:第3日曜日
定員:なし
資格:なし
アクセス:JR常磐線「取手駅」下車、
徒歩15分またはバス「新町6丁目」下車徒歩4分
サイト:http://rengein.pw/

滝行など、いわゆる修行は真言密教で盛んですが、この蓮花院も真言宗のお寺です。
悩み事を初め、除霊・お払いや供養、ヒーリング講習など広く相談に答えてくれるお寺で、火曜~土曜日の午後に相談に応じてくれます。

滝行は、毎月第3日曜日に行われ、滝行が行われる滝までバスで向かう形になります。

集合場所は2箇所(蓮花院前/5:30と東北自動車道「矢板インター」/8:00)あり、それぞれ集合時間が違うので注意してください。
ちなみ滝行を済ませて帰院する時間は大体16~17時になります。

泊りがけでは?と思われた方がいるかと思いますが、蓮花院さんの滝行修行は日帰りが基本です。
ですが、集合時間も早いことから、前日から泊まって滝行することも大丈夫で、申込みフォームの中に宿泊するしないや到着予定時間などを通知する欄があるので心配いりません。

持ち物としては、洗面用具(宿泊予定者)、バスタオル、普通のタオル、大きいビニール袋(着替えや荷物などを入れるもの)、雨具などで、滝から出た後に羽織る上着も必要です。また動きやすい服装がおすすめで、サンダルなどは止めてくださいとのこと。

滝行の際の服装や履物は準備があり、申込みフォーム中にサイズを明記する欄があります。申込みは3日前の17時までになります。

駐車場は限りがあるので、公共の交通機関がおすすめで、万一車で来た場合は駐車場が離れているので連絡を下さいとのことです。


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滝行できる高尾山の宿坊は?

<高尾山薬王院>

住所:東京都八王子市高尾町2177
TEL:042-661-1115
費用:大人15,000円 子供10,000円(小学生以下)2食
日程:平成28年10月8日(土)~9日(日
定員:なし
資格:なし(小学生以下は保護者同伴必須)
アクセス:京王線 高尾山口駅より徒歩3分
ケーブルカー清滝駅⇒高尾山駅 下車後徒歩約20分
サイト:http://www.takaosan.or.jp/

都心からもアクセスが便利なわりに本格的な登山、ハイキング、紅葉や日の出と幅広い楽しみ方ができる標高599mの「高尾山」には年間を通してたくさんの観光客が訪れる最高のアクティビティスポットです。

同時に高尾山は、古くから修験道の霊山としての歴史を持ち、パワースポットとしても人気ですし、今なお修行のメッカとしての顔の持っています。

そのほとんどを寺域としているのが744年に行基によって開山された真言宗の大本山「薬王院」で、明治の森高尾国定公園にも指定されている豊かな自然の中、天狗伝説もある神秘性にも彩られながら参拝客や登山客の憩いの場にもなっています。

正式名称を「高尾山薬王院有喜寺」といい、先ほどもふれたように古来より山伏が修行に励む修験道の山で、今でも滝行が可能な「琵琶滝」と「蛇滝」の二つの滝を擁し、滝行のメッカとして一般の方へも開放・指導しています。

修行も幅広いメニューが行われており、回峰行・千巻経・瞑想・写経に滝行も含む「信徒峰中修行会」は泊りがけで実施される本格的な修行プログラムです。
とは言え、老若男女問わず一般の人が多く参加するものなので、安心して体験ができるでしょう。

現在申し込み可能な修行会は以下の日程になります。

日時:平成28年10月8日(土)~9日(日)
申込締切:平成28年9月16日(金)必着
集合:高尾山麓不動院 午前9時
参加費:大人15,000円 子供10,000円(小学生以下)
申込み:ハガキ(サンプル)※電話不可
〒193-8686 八王子市高尾町2177番地
高尾山信徒峰中修行会係宛

一般の方でも手軽に参加できるとは言え修行ですから、修行中は私語や宿坊での自動販売機利用は禁止など厳格なルールがあるので、生半可な気持ちでは臨まないほうがいいでしょう。

時期や水量にもよりますが、滝行も想像以上に過酷なもので「痛さに心が折れそうになった」「ギブアップしそうになった」と体験した多くの人が言っているくらいです。

滝行の際の行衣は貸してくれますし、透けるのが不安なら白のみですが下着着用は許可されています。体験者によると結構透けるとの事で、着ける下着の種類にも注意が必要でしょう。

食事は2食用意されますが、当日は9:00から集合して始まるので初日のお昼はお弁当の準備が必要です。他にも、旅館にあるようなアメニティや浴衣はないので自分で用意します。

今回の開催日程に間に合わなくも定期的に開催されるので、次回をお待ちください。

なお、滝行は日帰りでも可能で、前述の2滝を開放しており自由にもできますが、日によっては指導も付くので安心して行えます。もし本格的な修行の前にまずはプチ修行体験がしてみたければ参加してみてください。
詳しくは

⇒「滝行を東京から日帰りでしたい!そんな女性におすすめのお寺まとめ!

をご覧下さい。

御岳山の宿坊で滝行できるところは?

先ほど紹介しました天光寺もそうですが、多摩地区の西に広がる西多摩郡エリアは関東山地が占める東京の秘境と言っても過言ではないほど自然に恵まれた場所です。

そんな中で、奥多摩にある御岳山はレジャーだけでなく日の出スポットやパワースポットなど、多彩なアクティビティエリアとしても人気です。

そんな都心から手軽に行ける自然豊かな環境の中に、全国を見渡しても探すのが難しい宿坊も兼ねた滝行施設が集中してあります。

それが「武蔵御嶽神社」「宿坊 駒鳥山荘」「宿坊 静山荘」の3つです。

いずれもケーブルカーで登っていった御岳山の山頂付近に固まって点在していますが、おのおの性格は異なります。

<武蔵御嶽神社>

住所:東京都青梅市御岳山176
TEL:0428(78)8500
費用:15,500円(2日間修行の場合)2食付
日程:平成28年9月24・25日(土・日)
定員:30人
資格:18~65歳までの健康な男女
アクセス:JR「御嶽駅」下車~多摩バス「ケーブル下」下車(10分)
ケーブルカー「滝本駅」より「御岳山駅」下車(6分)
徒歩25分
サイト:http://musashimitakejinja.jp/

もし、お寺や寺院そのものの環境で滝行を含めて本格的に修行をしたければ「武蔵御嶽神社」が向いています。
内容も滝行だけでなく「山駆け」「大祓行法」など私語厳禁のハードな修行が盛りだくさんですし、食事も質素なので、あえて厳しい環境に身を置きたければおすすめです。注意点は毎年1回のみ開催で、今年は9月24・25日の予定なので是非という方は早めに申し込むこと。

<宿坊 静山荘>

住所:東京都青梅市御岳山43
TEL:0428-78-8445
費用:11,800円(1泊滝行・瞑想・呼吸プラン)2食付
時期:特になし(11月~3月は暖房費別途200円)
資格:子ども以外の健康な男女
アクセス:JR「御嶽駅」下車~多摩バス「ケーブル下」下車(10分)
ケーブルカー「滝本駅」より「御岳山駅」下車(6分)
徒歩25分
サイト:http://www.seizan.gr.jp/index.html

滝行を含めて日々の生活から気分転換を兼ねた癒しを求めるなら「静山荘」が適しています。ここはお寺ではなく宿坊です。
もちろん滝行自体は大変ですが、瞑想やヒーリングもメニューに取り入れられていて癒しの体験もできます。講師を務める宿の御師も叱咤より激励をしてくれる方です。
また、食事なども宿坊イメージとは少し違う、普通の旅館のような食卓が並びます。
いつでも申し込み可能なので、日程も組みやすいのも気楽でいいでしょう。

<宿坊 駒鳥山荘>

住所:東京都青梅市御岳山155
TEL:0428(78)8472
mail:webmaster@komadori.com
費用:11,340円(滝行プラン/女性)2食付
時期:3月~11月
資格:子ども以外の健康な男女
アクセス:JR「御嶽駅」下車~多摩バス「ケーブル下」下車(10分)
ケーブルカー「滝本駅」より「御岳山駅」下車(6分)
徒歩25分
サイト:http://www.hkr.ne.jp/~komadori/komadori%28j%29.html

「駒鳥山荘」も寺ではなく宿坊施設ですが。特徴は御嶽神社と静山荘の中間といったところでしょうか。私語厳禁や生理中の女性の滝行禁止など少し厳格なルールは設けられていますが、ハードな修行は滝行以外はなく、武蔵御嶽神社ほど覚悟して望むほどではないでしょう。
食事も質素というよりは普通の日本旅館並みのものが並びます。
やはりいつでも申し込みできますが、冬季は11月以降は行われません。(3月~11月)

なお、これら御岳山の滝行ができる三山に関しての詳細は、別記事の

「女子旅で修行!滝行で宿泊できる東京・御岳山の宿坊を厳選!」

をお読みいただき参考にして下さい。

まとめ

日帰りのプチ修行ではなく、泊まって滝行ができるお寺や宿坊は全国を見渡してもなかなか沢山なく、関東(特に東京)はむしろ集中してあるエリアと言えそうです。

調査をしていて

・山梨県「身延山宝聚院 麓坊」

・神奈川県「峰樹山 大乗院」

なども宿泊しながら滝行ができる情報がありましたが、確認できず見送りました。もし興味があれば問合せをしてみてください。

いずれにしても体験した方がなんらかの変化を感じ取ることができる「滝行」はさまざまな良い効果があると言えるので、目的や好みに応じてチョイスして体験してみることをおすすめします!

⇒女性のための滝行攻略ガイド「滝行の作法や衣装・効果など女性のための攻略ガイド!」

⇒記事一覧はコチラ

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