京都の紅葉で山科区の穴場を厳選②!青龍殿・日向大神宮・岩屋寺・山科聖天!

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紅葉といえばやはりメッカは京都!

その歴史に彩られた風景に重なる紅葉の鮮やかさは、他の追随を許さない観光パフォーマンスがありますが、同時に混雑という残念さもあわせ持ちます。

それでも、これだけ観光資源を抱える一大観光エリアの京都なら、隠れた名所がまだあるはずです。

今回はそんな穴場スポットを山科区で探してみましょう。

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京都の紅葉で将軍塚 青龍殿とは?

山科区は観光スポットとしては決してメジャーとは言えませんが、歴史的な史跡も点在し、紅葉の人気名所「毘沙門堂」などもありますが、隠れ名所の宝庫といっても過言ではありません。

そんな中で、厳選してピックアップしてみましょう!


※左上(表題の頭)の→□ボタンでガイドエリアを表示させ、目的の地区にチェックを入れながら参照ください。(スマホでは横回転させると見やすいです)

<将軍塚 青龍殿>

shogunduka11出典:京都の無料写真素材

住所:京都市山科区逗子奥花鳥町28
TEL:075-771-0390
拝観日:無休
拝観時間:9:00~17:00
拝観料:大人500円、高中生400円、小学生200円
駐車場:あり(無料)
アクセス:地下鉄蹴上駅から徒歩約30分
見頃:11月中旬から下旬
サイト:http://www.shogunzuka.com/

青龍殿は将軍塚大日堂内にあり、天台宗派の青蓮院門跡の飛地境内でもあります。

大正の世に天皇即位を記念し北野天満宮に造営された木造建築を、老朽化解体時に山科の青蓮院が文化遺産価値を惜しみ東山山頂に移築したのが「青龍殿」です。
移築再建は平成26年10月とついこの間のことで、その東山からの眺望も合わせ、京都の新たな観光スポットとして注目を浴びています。

なんと言っても見どころは、清水寺をはるかに凌ぐ西と北のふたつの大舞台で、その10数メートルの高さからは京都市街全域はもちろん比叡山から南は大阪方面まで望めるスケール!大パノラマの絶景はこれから京都観光の目玉になるはずですから、混みあう前に早めに押さえておくことをおすすめします。

呼び名の冠である「将軍塚」は、なんと京都の始まりの地であることをご存知でしょうか?桓武天皇がこの地に都を制定する際、将軍の像に甲冑を着せて埋め安寧を祈願したとされ、境内にはその20メートル四方の塚が保存され、今でもパワースポットてして人を引きつけています。

新しいスポットに加え、山頂で交通の便も悪いことから、まだストレスを感じるほどの激しい人出はなく見学できるでしょう。

・紅葉のライトアップを見に先週末の夜行ってきました。 紅葉シーズンにも関わらず人が少なめでいいところです。京都市街の夜景がすごいきれいでした。

紅葉の見所はなんと言っても庭園で、約220本の紅葉木が回遊式に枯山水も取り込んだ野心溢れる敷地内を埋め尽くします。山頂の気候ゆえカエデの色づきは濃く鮮やかです。

秋の特別参拝としてライトアップもされ、遠景の京都の夜景と一体となった夜の紅葉は稀有な景色と言えるでしょう!

将軍塚青龍殿 夜の特別拝観 ライトアップ
開催期間:2016年10月28日~12月4日 
時間:17:00~21:30(受付は21:00まで)

山頂なので時期によってはかなり冷えることがあるので、服装には気を配って訪れてください。

京都の紅葉で日向大神宮とは?

<日向大神宮(ひむかいだいじんぐう)>

住所:京都市山科区日ノ岡一切経谷町29
TEL:075-761-6639
拝観日:境内自由
拝観時間:境内自由
拝観料:無料
駐車場:あり(無料)
アクセス:地下鉄蹴上駅から徒歩約15分
見頃:11月中旬から下旬
サイト:http://www12.plala.or.jp/himukai/
※TOP画像は日向大神宮の風景
出典:京都の無料写真素材

蹴上駅を降りて少し急な坂道をハイキング感覚で進むとある由緒ある神社で、見えてくる鳥居は日向大神宮の入り口です。区は違いますが、近くにはやはり紅葉名所の南禅寺があり、山道を10分ほどのハイキングで行くことができます。

伊勢神宮と同じ天照大御神を祀り、伊勢神宮のような内宮、外宮なるお宮があることから「京の伊勢」とも呼ばれ、顕宗天皇の治世に創建されて以降、道中の安全祈願の神社として人々の参拝を集めました。

人気観光エリアとは最寄り駅をはさんで逆側なこともあり最近まで足を向ける人の少ないスポットですが、秋には隠れ名所としても人気があり、知る人ぞ知る穴場として訪れる人を魅了します。

・紅葉で賑わう京都でありながらほとんど人がいない神社でした。・・人にあふれた京都に飽いたらここへ来るといいでしょう。

シーズンには境内一面に紅葉が広がり、「勾玉池」の両脇には赤と黄色の色付きを競うカエデのコントラストが見事で、しばし見学者の足を止めさせます。

併せてぜひ見て欲しいのが秋から春にかけて花をつける「十月桜」で、紅葉との競演も楽しいでしょう。

また、今では開運・厄除け・縁結びのパワースポットとしても認知されており、その「開運厄除け天の岩戸巡り」目的で足を運ぶ方もたくさんいます。

近年はパワースポット人気で人出もそこそこあるようになりましたが、それでもまだゆったりと見れる紅葉穴場なので、ぜひ永観堂や南禅寺と一緒に計画ください。


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京都の岩屋寺の紅葉は?

<岩屋寺(いわやじ)>

住所:京都市山科区西野山桜ノ馬場町96
TEL:075-581-4052
拝観日:無休
拝観時間:9:00~16:30
拝観料:400円
駐車場:
アクセス:京阪バス 大石神社バス停下車 徒歩約10分
見頃:11月中旬から下旬

忠臣蔵の大石内蔵助ゆかりのお寺で、討ち入り前に内蔵助が潜伏していた邸宅跡が境内にあり、隣にはやはり有名な「大石神社」もあります。
元は天台宗派でしたが、今では曹洞宗永平寺派の末寺で「大石寺」とも呼ばれ、じつは尼寺としての顔も持ちます。

春には大きく枝を広げる枝垂桜も見事ですが、紅葉の色づきも鮮やかです。

駅から離れていることも手伝い人も少なく、赤や黄色の錦に飾られた参道が独り占めにできる贅沢が味わうことができます。

山科といえば毘沙門堂などが紅葉では有名ですが、こちらも負けず劣らずの紅葉隠れスポットと評する方もいます。

岩屋寺は境内には内蔵助の念持仏であったという不動明王を本尊とした本堂と、浅野内匠頭と四十七士の像を安置した木像堂があります。

毎年12月14日には「山科義士まつり」が行われ、お芝居などで討ち入りの再現などを見ることができ、区民による義士行列も街を練り歩くので、紅葉の見頃とは少しずれますが、もし時期的に合えばご覧下さい。

京都の山科聖天の紅葉は?

<双林院 山科聖天>

sorinin3出典:京都の無料写真素材

住所:京都市山科区安朱稲荷山町18-1
TEL:075-581-0036
拝観日:無休
拝観時間:9:00~17:00
拝観料:無料
駐車場:あり(無料)
アクセス:Jおよび地下鉄R山科駅から徒歩約19分
見頃:11下旬~12月上旬

「山科の聖天さん」とも呼ばれる双林院は正式には「護法山双林院」が正しい名前で、やはり紅葉で名高い毘沙門堂の塔頭(たっちゅう=支寺)寺院です。その親寺との距離も3~4分程度の場所に位置します。

創建は毘沙門堂が再建された1665年で、聖天像など70体以上を合祀しており、また人の身体に象の顔を持つ珍しい大歓喜天も本尊として祀られています。

・近くに毘沙門堂がありますが、ここはとても人が少ないので、穴場です。

・紅葉シーズンに手前の毘沙門堂が有名ですが、こちらもすぐですので、足を伸ばしてみてはいかがでしょう。静かで心が休まります

色づきの濃い紅葉が、お寺には珍しい鳥居から続く参道や不動堂や聖天堂の背後を艶やかさに演出し、山門から覗く額紅葉の風景も見逃さずに眺めたいアングルです。

見頃の終盤で参道を埋め尽くす散り紅葉の赤い絨毯は、親寺の毘沙門堂に劣らぬ別世界を作り上げるので必見です。

不動堂の奥の崖下には、大文字山から引いた「不動の滝」が一筋の清涼とした水を落としており、その右には石造りのお滝不動さんが見守っています。

また、春には桜の隠れ名所としても愛されている深い信仰を集める名刹なので、毘沙門堂とセットで計画することをおすすめします!

まとめ

山科区は京都市の東端に位置し、京の東の玄関口としての役割を担っています。多くの川にも恵まれ、山々からの豊かな流れが土地を育む自然豊かなエリアです。

定番スポットの数より隠れ名所スポットの豊富さで勝負するエリアとも言えるので、ゆっくり紅葉観賞をしたい方にはイチオシの観光地区と覚えておいて下さい。

⇒山科区のほかの紅葉穴場
京都の紅葉で山科区の穴場を厳選!毘沙門堂・随心院・勘修寺!

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⇒TOP画像提供:京都の無料写真素材

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