京都の桜を子供連れで楽しめるスポット3選!京都市動物園・大宮交通公園・梅小路公園

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京都は、歴史文化財に触れるスポットがメインになるため、どちらかと言えば大人向けの観光地と言えます。

なので子供連れで訪れると、どうしても寺院や景勝地ばかり回りがちになり、お子さんが飽きてしまうことがあります。

それは花見が目的でも当てはまり、大人は大満足でも、子供には可哀想な旅行になりかねません。

そこで、京都で子供も一緒に楽しめる、花見のおすすめスポットを厳選してみました。

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京都市動物園の花見のポイントは?

<京都市動物園>

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出典:公式サイトより

別名「岡崎動物園」とも呼ばれる明治36年に開園した歴史ある動物園で、日本では東京上野動物園についで2番めに古い動物園です。地元に方にも長年愛されており、そのアットホームが魅力です。

近年、動物がより間近で行動観察ができるように2.6億円をかけたリニューアルを終え、魅力が増していると評判の動物園です。

園内には、開園の翌年に植樹されたソメイヨシノを中心とした250本の桜が見事に咲き、140種の愛らしい動物とともに堪能することができます。

・京都で桜と言えば、どこも多くの人で溢れていますが、動物園でのお花見という認識は一般的ではないのか混雑が比較的少なく、かなりの穴場です。

園内には至るところに桜が咲き乱れ、動物とともに花見が味わえます。また動物園と行っても、京都ならではの池を囲んだ庭園もあります。

さらに京都市動物園は、前述の通り名所「岡崎疎水」に沿って敷地が広がっているので、園内から疎水沿いの桜や十石舟を眺めることができるお得な立地なのです。
リニュアルで疎水側の塀もなくなり、さらに眺めが良くなっているので、疎水桜見学ポイントとしては絶好と言えます。

寺社の花見は子供が退屈してしまいがちですから、お子さん連れでしたら最適の花見スポットでしょう。それほど広大な施設ではないので無理なく回れるはずです。

4月初旬の土日には、桜の見頃に合わせて夜間開園も開催される予定ですので、夜桜見物をしてみたい方は予定してみるといいでしょう。(17:00~20:00予定)

先程触れた岡崎疎水もそうですが、蹴上インクラインや平安神宮といった花見名所が集中するエリアなので、うまくルートを組んで、効率的に観光してみて下さい。

<基本情報>
住所:京都市左京区岡崎法勝寺町岡崎公園内
TEL:075-771-0210
休日:月曜日
開園時間:9:00~17:00
入園料:一般600円 中学生以下無料
駐車場:なし(岡崎公園駐車場等利用)
アクセス:市営地下鉄東西線「蹴上駅」下車、徒歩約5分
     市営地下鉄東西線「東山駅」下車、徒歩約10分
見頃:3月下旬~4月上旬
サイト:http://www5.city.kyoto.jp/zoo/

大宮交通公園の花見のポイントは?

<大宮交通公園>

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出典:京都市役所ホームページより

北区では染井吉野や枝垂れ桜の名所でもある、楽しめる花見スポットが大宮交通公園です。

もし正伝寺や常照寺などに寄った際、もしお子さんでも連れていれば、公園内でも桜がきれいなので立ち寄ってみると良いでしょう。

交通に関する知識や決まり事が楽しく学べる公園で、公園内を信号機もある一つの街に見立て、市電や蒸気機関車・足踏みゴーカートなどで交通ルールを学ぶことができ、1969年より京都市都市整備公社が管理運営しています。

子供向けの公園と言ってあなどるのは間違いで、ここの桜の植樹は開園当時に高名な桜守だった佐野籐右衛門という方の手によるもので、樹齢も50年弱と鑑賞には悪くない時期なのです。

園内には、そんな桜が至るところに見受けられ、展示のSLや懐かしい電車に華を添えるように咲き誇ります。

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出典:京都市都市整備公社

乗り物を利用しなければ園内の散策は無料ですし、爽やかな春の陽気に包まれた公園で、子供の声を耳にしながら眺める桜も乙なものです。

加悦鉄道で使われていた蒸気機関車のC160や、かつての京都市電の路面電車などもあり、鉄道が好きな男の子にはたまらないスポットです。

なお園内には、有名な御土居(豊臣秀吉が天下統一後、外的防御と鴨川氾濫から市街地を守るために造営した土塁跡)も見ることができます。
京都では9箇所ほどしか残されていない貴重な遺構になので、寄った際はご覧になってみてください。

<基本情報>
住所:京都市北区大宮西脇台町17
TEL:075-491-0202
休園日:火曜日
拝観時間:9:00~16:30
入園料:無料(乗り物別途)
駐車場:あり
アクセス:市バス「大宮交通公園前」下車 徒歩約1分
見頃:4月上旬~4月中旬
サイト:http://www.kyotopublic.or.jp/


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梅小路公園の花見のポイントは?

<梅小路公園>

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出典:京都桜photo

1995年に平安遷都1200年の記念事業として、国鉄梅小路貨物駅跡に作られた総合公園です。

園内には、自然を満喫できる「いのちの森」や内陸では最大規模の水族館「京都水族館」、本格的な日本庭園「朱雀の庭」など、スポットも多く、京都駅から近いことも手伝い、市民や観光客に親しまれています。

名前の通り2~3月には140本もの梅が咲き誇る名所ですが、桜も豊富で、170本もの樹が至るところで見頃時期に開花します。

・桜の木の種類が多いので、少しぐらい時期がずれても満開の木を探すことができました。

・広い空間で都会の喧騒を忘れそうなのびのびした感覚を味わいました。天気がやや悪かったのですが、八重桜がまだ満開状態で目の保養になりました。

・園内には遊歩道があり、のんびりと散策ができます。屋台なども出ており、食事にも困りません。混雑しておらず、のんびりできます。

レビューにもある通り、早咲きから遅咲きまで豊富な品種の桜があるので、いつ行っても花見ができるのが嬉しいスポット。

ざっと挙げても、関山・普賢象・一葉・鬱金・御衣黄・白妙・糸括・佐野桜・兼六園菊桜と希少な桜も含めて、約30品種の桜が鑑賞できます。

特に、芝生広場を囲む遊歩道や朱雀の庭では、多彩な桜の風景が楽しめるでしょう。

園内は自然豊かな環境ですし、鉄道博物館や水族館もあり、遊べる施設が盛り沢山。240mの距離を実際に走るチンチン電車も乗車体験できるので、お子さん連れにも最適のスポットです。

アクセスが良く、有料施設は少し金額がかかりますが、カフェやレストランもあり、1日ゆっくり楽しめる公園なので、家族での花見にはぜひおすすめです。

<基本情報>
住所:京都市下京区観喜寺町56-3
TEL:075-352-2500
開園日:月曜休み(祝は翌日)
入園料:無料
    朱雀の庭/いのちの森 200円共通券
    チンチン電車 片道150円
開園時間:24時間
駐車場:なし
車椅子:可
アクセス:JR「京都駅」下車 徒歩15分
     JR山陰本線「丹波口駅」から徒歩15分
見頃:3月下旬~4月下旬
サイト:http://www.bukkoji.or.jp/index.html

まとめ

こんな花見スポットを、旅行計画の予定の間に入れてあげると、お子さんや家族も気分転換になって、春の京都観光にメリハリが付くでしょう。

特にお子さんは、お寺の境内や庭園ばかり連れまわすのは可愛そうでもあるので、こんなスポットを上手に利用しながら、ぜひ旅行を楽しんでみて下さい。

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