花粉症の方のつらそうな様子は、傍で見ていてもお気の毒でせつないものです。
そんな方に、卒業祝い、ホワイトデーやちょうど誕生日で何かを贈るなんていう機会も、ないことではありません。
特に気にせずに贈ればいいとは思いますが、つらい時期に喜ぶものを添えてあげたい時は、どんなものが最適か考えてみました。
花粉症の人へのプレゼントはどんな贈り方がいい?
花粉症の方だからといって、何もプレゼントも関連したものじゃないといけない必要はありません。
あまりそこにこだわりすぎると、場合によっては恩着せがましい贈り物にもなってしまいます。
相手だって、悩まされていることに無理に引っ掛けてもらっても、嬉しいより困惑してしまうのではないでしょうか?
もし私が、少しでも忘れていたいほど毎日花粉症に悩まされていたとしたら、プレゼントまでそれに関連したものだったら、心配してくれているのは理解しつつ、少しうんざりしてしまうかもしれません。
ですのでもし気遣うのなら、普通に考えて選んだメインの贈り物に、軽くもうひと品添えるように渡すと、さりげない思いやりになりますよ。
もちろんメインギフトに添えるものですから、予算もあまりかけないほうが相手にも負担感を与えずBEST。せいぜい2,000~3,000円でしょうか。
そんな贈り方なら、「こんなことまで気遣ってくれたんだ」と思ってもらえるはずです。
花粉症の人へ対策グッズをプレゼントするなら?
とは言え、もしあなたが花粉症でないなら、素人考えでのあまり専門的な花粉症グッズは避けたほうが無難です。
何しろ相手は、長い間悩んできたいわば花粉症のプロ。大抵のものは試してると思いますし、そんな中でお気に入りのものは決まっているはずです。
目薬や点鼻薬などの医薬品はもちろんですし、ゴーグルなどの大げさな装備アイテムも好みがあるでしょう。
「ローションポケットティッシュ」
花粉症の方がいくらあっても助かるものは、何と言っても必需品のティッシュです。
毎日大量に使っているはずですし、逆にそのためなるべくコストのかからないもので我慢しているものではないでしょうか。
最近の花粉症対策ティッシュは、保湿成分も含ませたローションティッシュなので、相手もちょっとリッチな気分が味わえるはず。
なので、そんな肌に柔らかくて優しい上質なものを少しまとめて添えてあげると、相手には何よりでしょう。
メインに添える贈り物ですので、かさばる箱入りではなくポケットタイプをきれいにラッピングするといいですよ。
ネピア 鼻セレブポケットティシュ 16個パック【楽天24】[ネピア鼻セレブ ポケットティッシュ 16p]【イチオシ】
「使い捨てマスク」
やはり消耗品の「マスク」は、花粉症の方への鉄板のギフトアイテムです。
ティッシュもそうですが、マスクで立体型の高機能のものは値段が張るものです。
ティッシュ以上に負担感があるはずですから、本当に助かる気遣いギフトになると思いますよ。
花粉症 マスク アイリスオーヤマ★お得な3個セット★立体型マスク NRK-50RM ふつう【RCP】
花粉症の人へのプレゼントでお茶やアロマなら?
消耗品以外で、気軽に使ってもらえそうなものと言えば、花粉症を和らげてくれるような日用品でしょうか。
例えば「健康茶」や「アロマ」です。
「べにふうき茶」
お茶でしたら、花粉症に関係なく毎日いただけるものですし、ましてや花粉症に効くと評判なら、楽しみに試してもらえるでしょう。
もともとお茶のカテキンはヒスタミンを抑える抗アレルギー効果が強い食品で、なかでも「甜茶」は以前から目や鼻にいいことで有名です。
そんな中、最近評判なのが「べにふうき茶」。
含まれる「メチル化カテキン」で鼻づまりが緩和したという人が多く、クセがなく飲みやすいお茶なので、気軽に贈れるギフトでしょう。
『緑茶べにふうき粉末スティック』1g×50包無農薬栽培茶・メール便OK酸化しにくい個装タイプ持ち運びにも便利!【無添加・無化学肥料栽培・静岡茶・花粉対策・粉末茶】
「アロマ精油」
「アロマ」は花粉症対策に利用する人も多く、薬以外で症状を緩和する効果が期待できる数少ないアイテムです。
マスクやハンカチに数滴湿らせたり、コップのお湯に入れて香りを吸入したり、もちろんバスタイムにもOKで、使い道も広いので、プレゼントとしては最適です。
もちろん人によっても効果が違いますが、花粉症には主にティートゥリーやペパーミント・ユーカリなどがいいようで、他にもラベンダーやカモミール・ローマン、ローズマリーなど好みや気分で使い分けているようです。
贈る相手も取り入れてる可能性はあり、もしよくわからなくて心配なら、最近では花粉症専用にブレンドしたものがあるので、そんなものが無難かもしれません。
ちなみに花粉症の人へは、花や花束はNGと思った方がいいでしょう。
「花」はあまり考えないとは思いますが、相手が女性で誕生日やホワイトデー関連だとついうっかりなんてこともありそうなので、念のため。
花屋さんでもこの時期、花粉のある花は避けるようにお願いされるそうです。
もちろんすべての花がダメなわけではないですが、気分の問題です。
仮に花の種類に注意したとしても、無神経と思われる可能性もあるので、やむを得ず必要な場合でなければ避けたほうがいいでしょう。
まとめ
このように、相手が花粉症だからと言って、あまり気を使いすぎるプレゼントは、かえって相手も煩わしさを感じてしまいます。
あまり値段の張らず、あって困らないものを添えるように渡すのが、さり気ない気遣いとして喜ばれるはずです。
⇒記事一覧はコチラ