敬老の日に何かを贈りたいのはみんな共通です。喜んでくれるものはなんだろうって、いつも顔を浮かべながら思案しますよね。
確かにあれこれ考えてくれた品物だってもちろん嬉しいです。でもやっぱり子供や孫のぬくもりが一番のプレゼントなのは言うまでもないでしょう!
直球は手紙やアルバムだと思いますが、今回はちょっと変化球でおじいちゃん・おばあちゃんにいつもあなたたちとつながっている一体感を感じてもらえる贈り物を紹介します。
敬老の日に喜ばれる家族がつながる方法
離れて住む両親に、いつも一体感を感じさせてあげる贈り物があります。それはズバリ「WEBカメラ」です。
自宅にインターネット環境があって、両親がスマホやタブレットを持っている(持たせる)のが条件ですが、自分の自宅の居間などにネット回線に繋がったカメラを設置すれば、両親側は携帯端末だけで孫が遊んでいる様子などを見せてあげられるようになります。
最近のWEBカメラは価格は手ごろでも高性能なので、暗視や人感センサーや音声双方向なんて機能も備わっているので、良し悪しはありますが両親から問いかけなども可能なんですよ。当然設置側の音声も普通に両親に伝わります。
おそらくプライバシーのことがあるので二の足を踏まれるかもしれませんが、使い方の工夫や相互理解のルールで十分検討できるように思います。
もちろんスマホ同士でもTV電話などで相手に様子を見せてあげられますがお互いのタイミングが合わせなければできませんし、スカイプなどはもっと臨場感あるやり取りができますがやはり相手の都合もありますし、何よりパソコン持ってなければ機材代が負担ですしPCの知識も必要です。
その点、相手の都合を考えなくてもWEBカメラならスマホやタブレットでアイコンをタップするだけで見れるので、手軽につながを感じられる方法ですよね。
当然プライバシーはあるので見られたくないときは電源を切っておけばいいし、逆によく考えて見せてもいい時間帯を決めておくのも手です。おじいちゃんおばあちゃんには「うちも生活上でプライバシーが必要な時があるから四六時中ってわけにはいかないけど勘弁してね」と伝えておけば理解してくれると思いますよ!
たとえば、毎月や毎週の決まった日とかなどにみんなそろって夕飯を囲んで、カメラを通じて一緒に食事をとるのもいいですよね。
またお正月やクリスマス、互いの誕生日など時節行事やイベントなどの楽しみを共有したいときだけでも、両親は十分嬉しいんじゃないでしょうか?
もし、スマホなどの端末を持っていなかったらそれを含めてプレゼントしてあげてもいいですが、通信機器は維持費もかかるのでそこまでは大変です。
なので、「あのね、今度おじいちゃんがうちの様子を見れるようにしたいから、スマホ(タブレット)を用意してくれない?どうかな」とざっくばらんに打診してみればいいです。そこで喜んで用意してくれるようなら準備する甲斐があるということにもなりますしね。
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敬老の日に家族がつながる手順は?
インターネット環境があれば設置手順はむずかしくはありません。機種にもよりますが、最近はクラウド対応がほとんどなので自分の機器側での設定はほとんどなく、サーバ側で自動的に接続してくれます。機械音痴の方でも大丈夫ですよ。カメラ自体はそんなに高価ではなく、せいぜい8,000円~20,000円程度で済みます。
有線LANならケーブルでルータにつなぐだけです。もしルータが無線対応なら無線LANでも接続できるのでケーブルを這わせる手間も要りません。
もし(ルータ機能がない)モデムだけならルータが必要になりますが、無線タイプでも5,000円程度から手ごろにありますので揃えても負担にならないでしょう。
カメラは天井や壁に取り付けてもいいですが、大変なら部屋が見渡せる家具の上に置くだけで大丈夫です。(もちろん電源は必要です)
携帯端末側は専用アプリをインストールするだけです。
両親が持っているようなら電話で指示しながらストアからダウンロードしてインストールしてもらうことになりますが、いずれにしても敬老の日のプレゼントですからあるいは説明もかねて1回行ったほうがいいかもしれませんね。
もちろんアプリ起動は当然パスワードが必要なので、ご両親以外に家の様子を見られることはありません。このように高額な費用やむずかしい手間なく両親に帰省することなく家族の様子を知らせることができるようになります。
それ以外にも、自分も外出先から見れるので防災・防犯やペットの様子、子供の様子など見ることができますし、音声双方向タイプなら帰宅した子供に「アイス冷蔵庫にあるよー」など声かけもできますし、温度センサー付なら熱中症の注意もしてあげられます。
欲を言えば、本当は環境を整えられれば両親の家にも設置して見守りたいところではあります。
敬老の日にスマホを贈るならおすすめは?
前述しましたが、もし両親がスマホやタブレットを持っていなければこれを機会に勧めるのもいいですが、もしそれも含めて用意してあげるとしたら何がおすすめなのでしょうか?
確かに今の時代、いろいろな意味で携帯は持ってもらいたいしスマホならWEBカメラのことだけでなくいろいろお互いのために便利なこともたくさんあります。
ただ携帯端末は買って終わりではなく、毎月通信料がかかるもの。簡単に「はい、これ贈るから使って!」というわけにはいきません。
そこで、機能を使いこなすわけではないでしょうし今回のカメラアプリと通話ができればとりあえずOKとするなら格安でいいわけです。そんな条件で探してみると、今格安スマホと呼ばれるものは・・・
トーンモバイル(TSUTAYA)
月容量制限なし~通信料1,000円+機種代(m14・24回)825円=1,825円
月額1000円 無料で何でもサポート はじめてにやさしいスマホ【TONE】
ワイモバイル(YAHOO)
月1GBプラン~通信料1,980円+機種代(iPhone5S・24回)1,296円=3,273円(2年契約・通話料各種割引含む)
Y!mobileオンラインストアはこちら
楽天モバイル(楽天)
月3.1GBプラン~通信料1,600円+機種代(ZenFone2・24回)1,026円=2,626円(12ヶ月契約)
【楽天モバイル】
各々、極力ミニマムなプランで比較してみましたが、検討の余地がないほどの費用ではないと感じたのではないでしょうか?
注意点は、大手3社などと比べ通話料がかけた分発生すること。いろいろな条件で違いますが、例えば30秒20円くらいのコストはかかるので頭に置いておいて下さい。
ただ、両親の使用で通話料がかさむとは考えにくいですし、最悪LINE通話でやり取りすればお金はかかりませんよね。
あと、はっきりと検証されているわけではありませんが大手と比べると通信速度が若干遅いと言われています。でも目に見えて遅いわけじゃありませんから、ヘビーユーザーでない両親なら問題はないでしょう。
格安モバイルのあらましを見てみていかがでしょうか?確かに負担ですが、各々24ヶ月が過ぎれば機種ローンは終わり通信料のみとなりますし、あながち現実的でない金額ではないですよね。
例えばトーンモバイルで端末を一括(本体19,800円+初期費用3,000円)で買ってあげて、通信料1,000円は自分たちで払ってもらうなどいろいろ検討する余地はありそうです。
まとめ
家族の様子を見れる手段がひとつでもあれば、仮にしょっちゅうでなくてもなんとなくつながっているような気がしておじいちゃんやおばあちゃんは嬉しくないでしょうか?
何も毎日見せるのではなく、前述のとおり節目で孫の姿を見せてあげれば大喜びのはずです。
費用も驚くほどではないし付けるのも難しいことではないので、一度両親に「どう?」って提案してみてはいかがですか?むずかしいことはわからなくても、「本当にそんなことができるなら楽しいだろうね!」って言ってもらえるかもしれませんよ。
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