就活の面接で座右の銘を聞かれたら?4字熟語や英文のモットー例は?

acbe938177164d15286ef5ee5e60a041_s

就活をしていて、よく面接で聞かれるのが「座右の銘」。

質問する意図は分かるけど、きちんと座右の銘を持って生きてる人って、そんなにいないのでは?って思いますよね。

と言っても、「特にありません」て答えるわけにいかないので、適した言葉や答え方のサンプル例を考えてみましょう。

スポンサーリンク

座右の銘 4文字熟語で就活向きなものや例は?

座右の銘の一覧サイトを見ても、なかなか就活の面接向きのものってないですよね。

あまりに「胸襟秀麗」(きょうきんしゅうれい)な言葉が多すぎて、「安分守己」(あんぶんしゅき)じゃないと思われてしまいそうなものばかりだからです。笑)

訳)
考え方や心構えが正しく立派すぎる言葉が多くて、自分の身の丈に合っていないと思われてしまいそうなものばかりだからです。笑)

まあ、お相撲さんの昇進の口上じゃないですからね。

あまり堅苦しいことを言っても、相手は引いてしまうでしょう。

とは言っても、「天真爛漫」とか「ケセラセラ」じゃ、わかり安すぎて、工夫がなさすぎ・・

つまり、あまり大げさすぎず、でもきちんと考えてそうにみえる言葉が理想的。

もちろん、「わたしの座右の銘は○○です」って言うだけじゃなく、理由やエピソードもほしいので、適当ってわけにもいきません。

特に4文字熟語じゃなきゃダメってわけじゃないですが、ちょっと人気の熟語などから、使えそうな言葉を拾ってみましょう。

人気の言葉なら、大げさすぎず親しみやすい、ちょうどいい熟語があるはず。

<就活向きの座右の銘「四字熟語」>

一期一会(いちご-いちえ)~一生に一度と思って対すること

初志貫徹(しょし-かんてつ)~志を曲げず、考えを貫くこと

志操堅固(しそう-けんご)~志を曲げず、考えを貫くこと

敢為邁往(かんい-まいおう)~目標に向かって、ひたすら進んでいくこと

勇往邁進(ゆうおう-まいしん)~目標に向かって、ひたすら進んでいくこと

堅忍不抜(けんにん-ふばつ)~どんなことがあっても心を動かさず、じっと我慢して 堪え忍ぶこと

粉骨砕身(ふんこつ-さいしん)~骨身を惜しまず、力の限り努力すること

一意専心(いちい-せんしん)~心を動かされず、ひたすら一つのことに心を集中すること

進取果敢(しんしゅ-かかん)~みずから進んで決断し、積極的に事をなして突き進むこと

謹厳実直(きんげん-じっちょく)~きわめて慎み深く、まじめで正直なこと

剛毅木訥(ごうき-ぼくとつ)~心が強く、しっかりしていて飾り気のないこと

巧偽拙誠(こうぎ-せっせい)~巧みな偽りよりも、拙い誠実さのほうが良いということ

これはわたしの意見ですが、学生の就活でモットーとか座右の銘を聞かれたときって、あまり自信にあふれたトーンにしないほうがいいと思います。

転職の面接なら「できる人間」を演じたほうが効果的ですが、学生の場合は面接官から見たら、所詮のところ若造・・。

むしろ、しっかりした中にも謙虚さを感じさせる言葉や答えのほうが、好感度が高いですよ。

例えば、最後の「巧偽拙誠」なんかは、とっても就活向き!

この言葉を使った回答例を紹介しますね。

<座右の銘・回答例①>

わたしの座右の銘は「巧偽拙誠」です。

上手でも偽りがあるなら、拙くても誠意のこもっている方が優れているという意味です。

わたしは、決して器用ではありませんし、要領もとても悪い人間です。

高校、大学を通じて野球に熱中し、時にはキャプテンも任されたりしましたが、上手にチームを引っ張ってこれたと、胸を張って振り返ることは、とてもできません。

しかし、不器用でも部員ひとりひとりと誠実に向き合ったおかげで、みんなからも信頼を得られ、ついてきてもらえたと考えています。

社会に出てからも、この「巧偽拙誠」という言葉を旨に、嘘のない誠実さがわたしを生かす長所であると信じ、頑張っていきたいと思っています。

「不器用」という謙虚さと、「キャプテン」「信頼」といった自信をバランスよく入れた回答にしたつもりですが、いかがですか?

このように、「欠点を長所に変えて一所懸命頑張ってきた」というような流れにすると、ウケがいいかもしれませんね。

座右の銘 英語の短文のキマるものや例は?

日本語もいいですが、自分のモットーが短い英文のフレーズだと、かっこよくありません?

でも、英語の名言や格言って、少しでも長いとキマらないですよね。

例えば

わたしの座右の銘は「Anything you’re good at contributes to happiness.」です。

意味は「それが何であれ、あなたの得意なことが幸福に導いてくれる」というもので・・・

だと、内容はともかく、面接の時には思いっきり間延びして、はずしてしまいそう・・。

長い名言なら探すとけっこうありますが、少ない単語でびしっとキメる英文ってなかなかありません。

そこで、いくつか探してみましたよ!

<座右の名になる短い英文フレーズ>

Believe In Yourself.(自分を信じて!)

Do Your Best.(ベストを尽くせ!)

Empty Your Mind.(心をからっぽに!)

Everything Is Practice.(練習あるのみ!)

Get Over Yourself.(自分を超えろ!)

Impossible Is Nothing.(為せばなる!)

Just do it.(まずは動け!)

Keep It Fun.(とにかく楽しめ!)

Keep It Simple.(シンプルが一番!)

Keep hope alive.(希望を捨てるな!)

Know Yourself First.(自分をよく知れ!)

Learn From Yesterday.(昨日から学べ!)

Let It Be.(あるがままに)

Let It Go.(何でもかまわない)

Now Or Never.(今しかない)

Pain Is Gain.(労なくして得るものなし!)

Remember To Live.(懸命に生きろ!)

Plus Ultra(もっと前へ!)

Take Action Now.(行動あるのみ)

The more we do, the more we can do.(やればもっとできる!)

いかがですか?

使えそうなものはありました?

こんな英語のフレーズで、自分のモットーを組み立てたら、けっこう面接官に受けが良いかもしれませんよ!

せっかくですから、ひとつ例を作ってみますね。

座右の銘・回答例②

「Plus Ultra」プルス・ウルトラというラテン語の言葉が、わたしの好きなモットーです。

小学校の時に聞いた言葉で、音がきれいなので調べてみたら、スペインの国是で「もっと先へ、もっと向こうへ」という意味でした。

それ以来、音がいいせいか、事あるごとに唱える言葉になりました。

苦手なことも多いわたしですが、この言葉のおかげで、あまり途中で諦めることもなく、これまで頑張ってこれた気がしています。

社会に出てからも、この言葉を旨に頑張ることはもちろん、何かを達成したあとも「まだ先に何かあるのでは?」という姿勢で仕事に望みたいと思っています。


スポンサーリンク

面接で座右の銘がない時の答え方の例は?

でも、座右の銘を言うのって、なにか一夜漬け感が漂いますよね。

もちろん、しっかり言葉をモットーとして持ってる方は堂々と述べればいいいです。

でももし、とりあえず言葉を決めても、かっこよく言う自信がない人は、

「座右の銘と言うわけではありませんが、~ようにしています」

って、普段からこんな風に心がけているということを、正直に伝えるのが一番じゃないでしょうか

たとえば、

・迷ったら、まず動くことにしている
・辛い時には、まず笑うことにしている
・必ず、自分から話しかけるようにしている

など。

前の回答例で言えば

・上手にやろうと思わず、とにかく誠意を尽くすようにしている
・終わったと思っても、まだ先がないかを考えるようにしている

っていうことでしょう。

つまり、この質問の本来の趣旨は、その人のキャチフレーズが知りたいのではなく、まさにその点を聞きたいのです。

なので、特に座右の銘がないなら、無理に言葉をひねり出して答えるより、この方がよっぽど人柄が伝わりますよ。

まとめ

面接って、主には「人柄」をみるのが主な目的です。

なので座右の銘を聞くのも、その人のキャッチフレーズを通して、人柄を知ろうとしてるんです。

だから、大事なのは言葉ではなく、自分がどんな人間か伝えること。

そこを押さえた上で、ぜひ就活の面接を頑張って乗り切ってくださいね!

⇒記事一覧はコチラ

スポンサーリンク
関連コンテンツ
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。