まだ社会人ではないので、就活中に必要か迷うのが「名刺入れ」。
名刺をもらうこともありますが、自分では持たないので、いらない気もします。
そこで、就活中に、名刺入れが役に立つのかどうかを考察します。
就活に名刺入れが必要な理由は?
よく、事情のわからない彼女が、就活中の彼へのプレゼントに名刺入れを検討します。
ただ、就職祝いならともかく、就活中のプレゼントとしては迷うのも事実。
例えば名刺入れは、人と会った時に渡す自分の名刺を持ち歩くもの。
あとはせいぜい、貰った名刺を会社に帰るまで保管しておく入れ物です。
よく、名刺入れがパンパンの人は仕事ができない人と言われるのは、もらって入れたままで、
管理能力がないと思われるからでしょう。
就活経験者はわかりますが、名刺入れは必ずしも、就活のマストアイテムではありません。
中には就活生同士の交換用に、自分の名刺を作る人はいますが、基本的に就活対象先で渡す人はあまりいないでしょう。
一概には言えませんが、「名刺を作る暇があれば、別にやることがあるだろう」とマイナスな印象にもなりかねません。
そうすると、使い道はもらった名刺の保管アイテムとしてになりますが、入れておくだけのものとしては確かに大げさです。
ちゃんと買えば数千円のものは、もったいない気はします。
ただ名刺入れは、印象を良くしたい相手との面談の際に威力を発揮するので、できれば用意したいアイテムなのです。
社会人は、大事な人との面談の際には、相手の名刺をテーブルに直接ではなく、自分の名刺入れの上に置いて、相手を敬う気持ちを表現します。
<名刺のいただき方>
①軽く会釈しながら、名刺入れを下敷きにして、胸の高さに位置で、両手を使って受け取る
②「○○さんでらっしゃいますね。よろしくお願いします」と名前を確認する。
もし読み方がわからなければ、「○○さんでよろしいですか?」「失礼ですが、どうお読みすればいいでしょうか?」と聞く。
※考え方はいろいろですが、就活は商談ではないので、「様」付けだとへりくだり過ぎでは。むしろ「さん」付けのほうが仰々しくなく、いいのではと思います。
③話している最中、いただいた名刺は名刺入れの上で、テーブルの見やすい場所に置いておく。
こんな所作がきちんとできると、「しっかりしている」と好印象を感じさせることも。
就活ですから、社会人ほどはこんなシチュエーションがたくさんあるわけではありませんが、備えあれば憂い無しです。
名刺入れは特に邪魔になるものではないですし、社会人になれば必須アイテムなので、用意して就活に臨むのも、無駄ではないでしょう。
就活の名刺入れでおすすめな選び方は?
このように、あった方がいい名刺入れですが、どんなものが使いやすいか見てみましょう。
高価なものはもちろん要りませんし、ましてやブランド品など目立つようなものは不必要です。
むしろ、機能性で選ぶべきでしょう。
●メモホルダー付き名刺入れ
就活中は、ちょっとした覚書をしたいもの。
たいていは、手帳やスマホのメモでもOKですが、名刺をもらった時はすぐに些細なことでもシチュエーションを書いておくとあとで思い出せるのは、社会人の方ならよくご存知でしょう。
そんなメモホルダーとしても使えるのがGLOIRE「グロワール」です。
シンプルで価格も安いので、就活生にはうってつけです。
レイメイ藤井(Raymay) グロワール メモホルダー付名刺入(合皮製) ブラック GLN9001B 2層式名刺入(30枚収納) ジョッター式 02P03Dec16
●名刺固定機能付き
先程も触れた、もらった名刺を名刺入れに乗せて置くマナーに最適なのが、この「 n-line Precious」。
表側に、名刺をはさんで安定させるホルダーがついているんです。
これなら、面談相手もきめ細かなあなたの心配りに、内心で感心するでしょう。
ネイビー系 【ネイビー】名刺入れ n-line Precious
●印象的なデザイン
機能性というより、就活生が持ちたくなるアイデア満載の名刺入れが、この「omamor」。
目にした相手がセンスを感じるシンプルさの中に、就活を勇気づけるお守りのエッセンスを味付けているアイテムです。
就活を終えた学生の意見をもとに、近大生が企業とコラボ開発したアイテムなので、プレゼントとしても最適です。
近大コラボ企画! 就活生が本当に欲しかった本革製就活用名刺入れ
就活の名刺の管理でおすすめのアプリは?
名刺入れで、貰った名刺をきちんと持ち帰ってきても、就活中に集まった名刺は、必ずしも全てが役立つわけではありません。
社会人なら、たくさんのビジネスシーンを想定して、全ての名刺情報を管理するのは有効。
しかし、就活中の人脈はこの時期に限定的なものなので、名刺も神経質に管理する必要はありません。
枚数も管理に困るほど溜まるわけではないと思うので、簡易的な名刺ホルダーでもいいですが、外出先で確認したい時もあるので、サッと見れると便利。
また、先程もふれたように、もらった名刺で膨らんだ名刺入れは、絶対にNGです。
そこで、簡易的に名刺を管理するには、スマホのアプリが便利でしょう。
最近の名刺アプリは、OCR機能の精度も高いので、とりあえず撮影して放り込んでおけば、あとでいろいろなインデックスで引き出せます。
たくさん名刺管理アプリはありますが、おすすめを一つあげるとすれば、
「Eight」– 100万人が使う名刺アプリ
・開発/株式会社 Sansan株式会社
・料金/無料
・プラットフォーム/AppStore・GooglePlay
就活中は忙しいので、撮影して放り込んでおくだけにしたいですが、OCR読み取りの精度は上がってるものの、100%ではないので誤認識もありえます。
なので、いざ連絡しようとしてメールや電話番号が違ってて困ったなんてことも・・・。
最悪、難しい漢字を読みそこなって、名前を間違って呼んでしまった!なんて恐ろしいことにありえます。
その点、このアプリがすごいところが「人によるテキスト作成」なこと!
撮影してアップロードすれば、オペレーターが正確に入力してデータベース化してくれるんです。
オペレーターの入力アプリが、無料で利用できるのは驚きです。
プライバシーマーク取得の会社が運営しているので、セキュリティも安心です。
名刺情報が変わっても自動更新されるなど、ユーザー同士のSNS連携も充実しているようですが、就活中はそこまで深く使う必要はないでしょう。
特にSNSに煩わしさを感じる方は、サラッと使ったほうがいいでしょう。
注意点は、プロフィール登録で、自分の名刺撮影が必要なこと。
持っていない人は、取り急ぎワードなどで1枚作る必要があります。
「Evernote」や「Cardful」などの定評あるアプリもありますが、テキストデータの修正の手間がいらない「Eight」は、それでも就活生には敷居の低いアプリと言えるでしょう。
まとめ
名刺は個人情報のかたまりなので、意外に気を使うアイテム。
就活生同士でも、自分の作った名刺をばらまくのは気をつけてくださいね。
またもらった名刺も、アプリ登録後にもし処分するなら、十分に配慮するのが社会人としての心得!
そんなことも注意しながら、就活を頑張ってください。
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