「北野の天神さん」として、京都で長く親しまれてきた北野天満宮。
全国の天満宮12000社の総本山であり、言わずと知れた学問の神様・菅原道真を祀る合格祈願スポットです。
四季折々の風景とともに、大人気の参拝スポットなだけに、車で行く方にとっては渋滞と併せて駐車場のことも気がかりです。
そこで、北野天満宮の周辺の駐車場事情についておさらいしてみます。
※2018年度版(2018年8月8日再調査)
また確認の際は、最大料金の繰返し有無や時間/日極かに注意し、トラブルを避けるようお願いします。
北野天満宮の無料の駐車場の混雑は?
京都の鞍馬口・北山の郊外で、学問の神様・菅原道真公を祀る全国12000社余りの天満宮の総本社として篤い信仰を集める北野天満宮。
道真公も愛した京都屈指の梅の名所としてはもちろん、紅葉時期や初詣参拝などでは沢山の人で賑わう定番観光スポットです。
またこのあたりは、付近の桜の名所・平野神社や金閣寺、きぬかけの路でつながる仁和寺や龍安寺も併せて散策できる、格好の観光エリア。
そのため、オフシーズンでも観光客の姿が絶えることがありません。
<基本情報>
名称:北野天満宮
住所:京都市上京区馬喰町
TEL: 075-461-0005
休観日:無休(境内自由)
開門時間:
4-9月 5時~18時
10-3月 5時30分~17時30分
※季節変動あり
※授与所時間は9時~17時
拝観料:境内無料※有料施設あり
アクセス:京福電車 北野白梅町駅下車 徒歩約10分
市バス「北野天満宮前」下車すぐ
公式ホームページ:http://www.kitanotenmangu.or.jp/
京福電車「北野白梅町駅」から徒歩で10分程度かかるので、車でアクセスする方も多いですが、周辺に人気寺社が多いことも手伝い、週末や縁日(25日)などはかなり混み合うエリア。
特に行楽時期ともなれば、市バス循環路線経路でもあるメインアクセスルートの西大路通りを中心に、渋滞が激しくなります。
とは言え、清水寺や嵐山などと比べれば、洛中でも北側のこのあたりは、観光シーズン以外であれば散策がしやすいところ。
駐車場も、どこにも駐めるところがないということはあまりありません。
ちなみに、北野天満宮の専用駐車場は、主に以下の1箇所になります。※赤いPアイコン
<P.北野天満宮駐車場>
住所:京都市上京区馬喰町
収容台数:約300台
利用時間:9:00-17:00
※毎月縁日(25日)は利用不可
※昨年時点で掲載していた今出川通りの第2駐車場は確認が取れず、除外しました。
もちろん、北野天満宮の参拝者専用の駐車場なので、お参りが済めば速やかに出庫するようですが、駐車料は要りません。
300台の収容力があるので、平日や閑散期の休日なら、駐められないことはあまりありません。
ただ、毎月の縁日(25日)や、梅の見頃・初詣・受験・紅葉を始めとした行楽時期には、午前中の早いタイミングで行列ができます。
深夜や早朝に到着がベターな大晦日などは別にしても、9時に駐車場が開くのを待って入るくらいの早めの到着は必須になります。
また、もし平野神社や金閣寺、きぬかけの路周辺もゆっくり散策するなら、北野天満宮専用の駐車場は拠点には使えませんから、やはり料金が手頃な拠点を探す必要があります。
いずれにしても混雑時期に行くのなら、周辺パーキングのオプションもおさらいしておいたほうがいいでしょう。
北野天満宮の周辺の駐車場で料金が安いところや穴場は?
そこで、北野天満宮周辺のパーキング一覧が以下の通りになります。
おすすめワンポイント!
もし、グーグルアプリ【Googleマップ-GPSナビ】がインストールされていて、位置情報が許可されていれば、今いる場所とともに上記の駐車場マップが開き、とても便利!
【Googleマップ-GPSナビ】
距離的に800m程度の圏内でピックアップしているので、大人の足で10分弱といったところです。
料金は短期間で変動するものなので、料金傾向の目安にしていただければと思います。
ちなみに表の中ほどの列は、平日の1時間/日中最大(青色)・休日の1時間/日中最大(ピンク)になっています。
空き状況がわかるものは、マップのガイドエリアにリンクを入れてあります。※表中の駐車場名が太文字のもの。環境によっては開かなかったり、直リンクできないことがあります。
ご覧のように駐車場の数として不足がありませんが、古都京都の土地柄、大きな駐車場はほぼないので、情報を元にして探さないと満車のことも多く、不効率になるので注意して下さい。
料金的には手頃な相場であり、拠点パーキングに向いているスペースにも事欠きません。
具体的には、1時間相場は300円程度(平均292円)、昼間の最大料金も800円前後(平均761円)、駐車料金を気にせず散策できる相場エリアです。
ただ、縁日などには料金変動の可能性もあるので、くれぐれも25日に駐める際は良く確認をの上利用下さい。
ちなみに北野天満宮の参拝だけ見れば、せいぜい30分程度であり、細かな移動や休憩を入れても、1~2時間程度あれば十分です。
そこで、まず時間単価が安いところを拾ってみると、
2.タイムズ北野天満宮前第2(5台/終日60分200円)
17.GSパーク白梅町駐車場(8台/土日祝 09:00-20:00 30分100円)※土日祝のみ
19.キョウテク洛星学園北パーキング(5台/08:00-20:00 30分100円)
31.北野天満宮東パーキング(6台/08:00-20:00 60分200円)
35.平野神社南パーキング(9台/08:00-20:00 60分200円)
36.北野miniパーキング(2台/08:00-20:00 60分200円)
37.北野北ゴッドパーキング(8台/08:00-20:00 60分200円)
39.フルーツパーク西大路一条(4台/08:00-20:00 60分200円)
が、いずれも1時間換算で200円のパーキング。
もし混雑日に探しているのであれば、やはり楼門や東門、駐車場がある東側で探す人がほとんどなので、できれば北門から入るのを意識した北西側で探すのも有効です。
もし、終日散策の拠点にするなら、上限料金が手頃なところを拾ってみると、
1.キョウテク北野天満宮東(5台/平日 08:00-20:00 最大料金500円)※平日のみ
3.リパーク平野神社南(8台/24時間最大500円)
35.平野神社南パーキング(9台/08:00-20:00 最大料金500円)
が、ワンコインで駐めておける最安値のパーキングですが、この他にも600円程度なら10箇所以上あるので、併せて選択肢に加えるといいでしょう。
北野天満宮の駐車場で予約ができるのは?
また、最近では予約できる駐車スペースのシェアサービスが盛んになってきているので、当たってみるのもひとつの手かもしれません。
競技・イベント会場周辺では今や一般的になりましたが、混雑する行楽スポットでも最適の選択肢と言えます。
まだ北野天満宮の周辺ではあまりありませんが、近年急速に普及しつつあり、今後どんどん供給が増えるはずなので、気にしておくといいかもしれません。
1箇所ごとの台数はわずかですが、近年急速に供給が増えつつあるので、検索してみるとたくさんあります。
料金も手頃ですし、何より駐車場の心配がなく向かえるのはメリットです。
混雑シーズンの行楽や参拝で、早めに行くことが決まっているようなら、確保してしまうというのも、安心してアクセスできる一つの方法と言えます。
まとめ
かつての日本の都だった京都は、他の地域には見られない網目状の一方通行道路が多く、渋滞を除いても慣れない方には運転に負担がかかる地域。
せっかくの行楽で事故を起こしてはつまらないので、余裕のある計画が肝心です。
なので、ぜひこんな記事も参考におさらいをしてからお出かけ下さい。
※ご利用の際は必ず現地の表記をご確認ください。
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