電気街として代名詞的な界隈であり、オタク文化の聖地としてサブカルチャー発信地でもある神田・秋葉原。
今では無線や家電の町から電脳の町へと変わるなど、常に時代に合わせて変遷を重ねる、多彩な柔軟性が魅力のエリアです。
どうしても買物や荷物が多くなるため、車で行きたい場所でもありますが、気になるのは駐車場やその料金。
そこで、秋葉原周辺の駐車場事情についておさらいしてみます。
※2018年度版(2018年8月10日再調査)
また確認の際は、最大料金の繰返し有無や時間/日極かに注意し、トラブルを避けるようお願いします。
秋葉原の駐車場で時間料金が安いのは?
秋葉原と聞くと、車や人が多くて混みいった街を連想する方が多いと思いますが、実は不思議と渋滞に無縁の街です。
外国人観光客も多く、バスの乗り入れが多い秋葉原で意外に感じるかもしれませんが、理由は複数の大通りに囲まれているため。
メイン道路の中央通りを始め、昭和通りなどの片側3車線の道が長い区間続き、東西にも蔵前通りが走る道路事情が車の流れをスムーズにしています。
またバス駐車場が狭い街中になく、外周の大通りが観光バスの待機場所になっているのも、交通の妨げになるのを防いでいる理由です。
なので実は秋葉原は、都内でも車で行きやすいエリアと言うことができます。
では、駐車場はというと、規模が大きいところを含めて駐車ポイントは実に豊富です。
駅を中心として徒歩5~10分程度の圏内に100軒近いのコインパーキングがあるので、選り好みをしなければ駐めるところがないということはありません。
ただ、料金的には秋葉原周辺はかなり高めであり、1時間あたりでは平均971円、日中の上限平均も2437円と、軽く2000円を超える厳しい相場。
つまり、あまり吟味せずに駐車場を選んで、秋葉原で3時間も過ごそうものなら、普通に2000~3000円はかかってしまう恐れがあるということになります。
なので、事前場所や料金をおさらいして、少しでも当たりをつけておくと、も余計な時間や出費が避けられます。
そこで、以下が秋葉原エリアのパーキング一覧になります。
おすすめワンポイント!
もし、グーグルアプリ【Googleマップ-GPSナビ】がインストールされていて、位置情報が許可されていれば、今いる場所とともに上記の駐車場マップが開き、とても便利!
【Googleマップ-GPSナビ】
距離的にちょうど500m程度の圏内でピックアップしているので、大人の足で5~10分弱といったところです。
料金は短期間で変動するものなので、料金傾向の目安にしていただければと思います。
ちなみに表の中ほどの列は、平日の1時間/日中最大(青色)・休日の1時間/日中最大(ピンク)になっています。
空き状況がわかるものは、マップのガイドエリアにリンクを入れてあります。※表中の駐車場名が太文字のもの。環境によっては開かなかったり、直リンクできないことがあります。
特徴としては、あまり平場の広さが取れないため、いきおい機械式のパーキングが多いことが挙げられ、そういった施設は営業時間が決まっている場合も多いので入出庫に注意。
料金にはかなりバラつきがありますが、全体に高めなのがお分かりかと思いますし、秋葉は実はビジネス街としての性格が強く、わずかに休日よりも平日のほうが高めの傾向があります。※エリアにもよる
近年の開発でUDXなどの複合ビルが建ち、駐車場リソースもさらに増えましたが、大型施設は金額は相場並みなので、なるべく安くあげたい方には不向きです。
そこで、まず時間料金が安いところを拾ってみると、
25.神田岩本町駐車場(2台/終日15分100円)
53.ラビットパーク24神田和泉町 (5台/08:00-20:00 月-金30分100円 土日祝20分100円)
55.ブレイク秋葉原駐車場(3台/終日30分200円)
56.オオトリパーキングタワー(20台/水-金 10:00~19:00 30分200円 土日祝 09:30~20:30 30分200円)※月火定休
79.パーキングJ台東1丁目(3台/08:00~22:00 30 200円)
なら、いずれも小さな規模のスペースですが、1時間換算で200~400円の格安パーキング。
おすすめは収容力もそこそこあり、立地も悪くない56ですが、月曜・火曜が定休日なのは忘れないように。
また、平均値では971円ですが、1時間600円程度のところなら20箇所以上あるので、併せて選択肢に加えて探すといいでしょう。
秋葉原の駐車場で最大料金が格安な穴場は?
秋葉原に散策や観光に来た方は、終日ここで過ごす方も多いと思いますが、そんな際は時間料金より打止め料金が手頃な方が助かります。
そこで、そこでそんな駐車場も挙げてみると、
<平日>
15.KF-Park秋葉原I’MKビルパーキング (30台/平日 24時間最大1200円)
<休日>
17.トラストパーク神田須田町2丁目(7台/日祝 5時間最大1500円)
58.タイムズ神田東松下町第2(3台/日祝 当日1日最大料金¥500)
78.PEN台東区台東1丁目第2パーキング(4台/日祝 24時間最大1600円)
<平日/休日とも>
12.リパーク秋葉原スーパービル(42台/24時間最大 平日1200円 土日祝1600円)
20.タイムズドン・キホーテ秋葉原店(36台/24時間最大1200円)
37.ダイドーリミテッドタワーパーキング(21台/08:30-22:00 月-金最大1200円 土日祝1600円)
いずれも、日中のあいだ駐めても1500円程度までで駐められ、58などは休日のみですが500円という格安の穴場です。
おすすめはやはり、台数も多めでメインエリアにある12や20でしょうか。
ただ、歩行者天国になる区画に面してもいるので、タイミングによっては避けたほうがいいかもしれません。※マップ参照
<歩行者天国実施日程>
エリア:中央通り秋葉原地区
実施曜日:日曜日
実施時期:
4月~9月まで 午後1時から午後6時まで
10月~3月まで 午後1時から午後5時まで
※H27年度参考
秋葉原の駐車場で予約ができるのは?
また、最近では予約できる駐車スペースのシェアサービスが盛んになってきているので、当たってみるのもひとつの手かもしれません。
ちなみに、秋葉原周辺には比較的予約できる駐車場が豊富です。
1箇所ごとの台数はわずかですが、近年急速に供給が増えつつあるので、検索してみるとたくさんあります。
料金も手頃ですし、何より駐車場の心配がなく向かえるのはメリットです。
早めに行くことが決まっているようなら、確保してしまうというのも、安心してアクセスできる一つの方法と言えます。
まとめ
終日楽しむと、どうしてもかさばる荷物ができやすいのが秋葉原の特徴とも言えます。
帰る頃にはちょうど電車も混み合う時間なので、できれば車で行くのが世話なしの街でしょう。
こんな記事も参考に、ぜひサブカルチャーの街の活気ある喧騒をゆっくり楽しんできて下さい。
※ご利用の際は必ず現地の表記をご確認ください。
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