お彼岸といえばおはぎですが、最近では4割強の家庭で市販品ではなく手作りするというアンケートがあります。
お菓子としてはシンプルですが、ちゃんと家庭の味というものがあるような気がしますよね!ましてや子どもが小さければ、ちょっと工夫して喜びそうなものを作ってあげたいもの。
でもそんなふうに思い立っても、我が家に肝心のもち米がなかったりするとやる気がそがれたりもします。
そこで、おはぎの驚くほど簡単なレシピや一工夫でお子さんが大喜びする可愛いおはぎの作り方を紹介します。
おはぎを簡単に作るレシピは?
おはぎは簡単そうに見えて、普段はあまり使う機会がないもち米なども必要だったりして案外手間がかかります。
あんこから作っていたらそれこそ大変なので市販品を使えばいいでしょうが、もしもち米を使い切れなかったら、もてあましそうでもったいないですよね。
かと言って炊いたご飯をそのまま代用するのは、意外と美味しいとは聞くけど能がないような気がするし・・
でしたら、うまく使えばもち米いらずでちゃんとしたおはぎが作れる便利なものがありますよ。それが「お餅」で、代用することでもち米特有のもちっとした弾力や粘りがちゃんと出せるんです。
炊飯器を使ってお米と一緒に炊く方法は後で動画でお伝えしますが、ここではもっと簡単なパックご飯を利用した作り方を紹介します。
<4人前8個分>
①パックご飯を2個を封を開けずによく揉んでばらばらにし、耐熱ボウルに入れる(固まりがないようにほぐす)
②切り餅1個を細かく切って一緒に入れ、電子レンジで加熱する(500Wで6分程度)
③塩を小さじ1入れ、混ぜる
④8等分にしてラップの上に1つずつ広げた漉し餡の上に乗せ、そのままラップでくるむ。
※餡を中に入れきな粉で表面をまぶせば、2種類のおはぎが用意できます。
これなら、忙しい時でもさっとできて簡単ですよね!
おはぎの子ども向けのかわいいアレンジは?
美味しそうですが、なかなか外見が無愛想なおはぎ。
もちろんお子さんがいるお母さんは季節のものですから、お彼岸の意味やおはぎの由来などを伝えながら食べさせてあげたいですが、もう少し子どもが喜びそうなアレンジをしてあげたいものです。
でもあんまり凝ったものは無理だし、細かいデコレーションなんて芸当は普通できません。形をハート型にするだけでも可愛くはありますが、もう少しは凝りたいものです。
そんな普通のお母さんでも一工夫で子どもが目を輝かすおはぎを作れないものでしょうか?
でしたら、こんな簡単なアレンジはいかがですか?
まずはフルーツをあしらうだけで、簡単にお子さんが喜びそうなおはぎに変身させるアレンジ!
出典:「Pacu*Pacu手帖 ~おいしいキオクをつくる可愛いお菓子レシピ~」様より
写真はキウイを花のようにきれいに切って乗せたものですが、これだけでもおはぎのイメージが一変します!
キウイだけでなく、タテにふたつに切ってヘタ側をVの字に切ったハート型イチゴや星型に切ったバナナなど、他のフルーツでもチャレンジしてみると楽しいかもしれませんね。
次は少し手抜きですが、時間がない時でも普通のものよりお子さんが喜ぶおはぎが作れちゃうなんて虫のいいレシピです。
料理名:おはぎ
作者:maremaika
■材料(1人分)
ゴハン / 茶碗に軽く1杯
アンコ / お好み量で
■レシピを考えた人のコメント
もち米よりヘルシーです。
そして簡単です。
できてるアンコを使うので、子供でも楽しめます☆
大人だったらともかく、子どもには十分嬉しいおやつではないでしょうか?
まだハロウィンは1ヶ月以上先ですが、ハロウィン用お菓子の予行練習代わりに「ハロウィンおはぎ」なんていかがですか?手間は多少掛かりますが難しいことは一つもありません。
出典:「私らしく、マクロビオティックライフ」様より
黄色やみどりの餡はまさにハロウィンの代名詞かぼちゃを使えば簡単にできますよ。
<かぼちゃ餡のレシピ>
黄色い餡
①種と皮を取りのぞき2cmくらいの大きさに切ってゆでる(皮は捨てずに取っておいて下さい)
②柔らかくなったらつぶして砂糖・塩を調節しながら混ぜて出来上がり
みどりの餡
③捨てずに取っておいたかぼちゃの皮に水を振り掛けラップしてレンジし柔らかくする
④すりこぎなどでつぶし、先ほど作ったかぼちゃ餡と合わせて緑色を調整する
※煮詰め方で軟らかさを調整できます。
あとは普通にご飯などにくるみ、飾りつければ出来上がりです。
おはぎをキャラにアレンジするには?
お子さんが知ってるキャラクターにしてしまえば、大喜びのおはぎもできちゃいます。そんなの無理と思わず、以下のレシピを見てみてください。
CMでおなじみの「キイコドモダケ」のおはぎです。
料理名:おはぎ
作者:risaっち
■材料(約5個人分)
餅米 / 1合
分量の水 / 適量
こし餡(粒餡) / 70g
かぼちゃ / 100g
砂糖 / 大さじ1杯
のり / 少々
■レシピを考えた人のコメント
餅米にかぼちゃをプラスしてキイコドモダケにしてみました^^
基本的には、普通に作ったおはぎにかぼちゃ餡をくるんで、海苔で顔をデコするだけです。めんどくさければ前述の簡単おはぎやかぼちゃ餡の作り方でOKですよ。
次は、さらにお子さんが飛びつくようなゆるキャラおはぎです。
説明不要で、たのしいおはぎですよね!デコレーションも別に特別な食材や器具はまったく必要ないので驚きです。
やはりもち米いらずで作っているようですし、既製のつぶ餡や白餡・食紅を使えばこんなリアルなクマモンができるのは感心してしまいます。少し顔のデコレーションを変えて、子どもやお母さんクマモンを作っているところも○です。
例えば、きな粉バージョンのおはぎを土台に「リラックマおはぎ」なんていうのもできそうじゃないですか?
まとめ
少し気が早いハロウィンネタまで紹介しましたが、どれも本当によく考えられていて感心してしまいますよね。
個人的には、一見手抜きですがちゃんと成立している「パンダおはぎ」が気に入っています。手間がかからないのに手間をかけたおはぎよりお子さんが喜んでしまうという、突き抜けたシンプルさには脱帽です。
ぜひ皆さんが考えたこんな素晴らしいアイデアをヒントに、美味しいおはぎでお彼岸をお過ごしください。
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