遠浅の穏やかな海岸に恵まれ、東京からもほど近い別荘地として、かつては文豪からも愛されて栄えた「稲毛」。
今でも、都心まで30分の好アクセスの海浜ベッドタウンとして高い人気を集めます。
モールや飲食店など商業施設も集まる稲毛駅周辺は、通勤・通学やレジャー客で賑わいますが、車で行く際は駐車場のことも心配です。
そこで、稲毛駅周辺の駐車場事情について、おさらいしてみます。
また確認の際は、最大料金の繰返し有無や時間/日極かに注意し、トラブルを避けるようお願いします。
稲毛駅の駐車場で最大料金が格安のおすすめは?
農業地として開かれた下総の台地上で、その後は鉄道の発展により海水浴場や宿泊地として名を馳せた「稲毛エリア」。
島崎藤村、森鴎外らの文豪にも愛されたかつての一大避暑保養地は、今では好環境・高利便性の京葉ベッドタウンとして、多くの支持を集めています。
マリンレジャーや四季折々の草花が咲く「稲毛海浜公園」や、縁日に参拝者で賑わう「稲毛浅間神社」などは、内外から多くの人が集まるスポット。
その中心市街地に位置するJR総武線・稲毛駅は、周辺にイオンやマルエツなど大きな商業モール・スーパー・商店街も立地し、最近リニューアルした駅ビル施設「ペリエ」とともに、必要なものは全て揃います。
ただ、ベッドタウンの宿命で平日の朝夕には渋滞が激しく、特に東口は混みやすい道路条件もあり混雑も顕著です。
14・16号など幹線道路も細い一般道も混み合い、運転にはストレスがかかる地域なので、車を使う方は駐車場事情をおさらいしておくとあわてません。
そこで、以下が稲毛駅周辺のパーキング一覧になります。
おすすめワンポイント!
もし、グーグルアプリ【Googleマップ-GPSナビ】がインストールされていて、位置情報が許可されていれば、今いる場所とともに上記の駐車場マップが開き、とても便利!
【Googleマップ-GPSナビ】
稲毛駅から5~600m前後・徒歩で10分程度以内の圏内でピックアップしています。
料金は短期間で変動するものなので、料金傾向の目安にしていただければと思います。
変更されている場合もありますので、ご利用の際は必ず現地の表記をご確認ください。
ちなみに表の中ほどの列は、平日の1時間/日中最大(青色)・休日の1時間/日中最大(ピンク)になっています。
空き情報が取れるものは、マップのガイドエリアにリンクを入れてあります。※表中の駐車場名が太文字のもの。
千葉でも有数の人口密度の稲毛エリアは、駅周辺も住宅地が占めるため、ご覧のように市街地を少し離れるとコインパーキングも見当たらなくなります。
特に西口側は主要道路沿い以外はほとんどなく、京成稲毛駅や稲毛浅間神社付近まで行ってもあまり見つけられません。
ただ、駅周辺での密集度は高く、軒数やキャパもそれなりに豊富。
20・28.ペリエの駐車場(計33台)は頼りないキャパシティながら、38.イオン稲毛店(835台)や42・47マルエツ稲毛店(合計約210台)が補って余りある買物用のパーキングになります。
また買物外の一般駐車も、中規模のコインパーキングが多めなので困ることはないはず。
ただ、駐車場が多めの東口側は、同時に混雑もしやすい側でもあります。
料金的には、とても手頃とは言えないながら、標準的な相場と言えるでしょう。
1時間あたりでは300~400円がメイン価格帯(平均358円)ですし、日中の最大料金も807円と、一応千円は切ります。
そこで、車を置いて出かけたり、駅周辺でゆっくり過ごす際に、できるだけ手頃に日中駐められるところを探すと、
<平日のみ>
42.タイムズマルエツ稲毛店(159台/月-金 当日最大500円)
48.PIT DESIGNぴあーずクリニック(5台/月火木金 08:00-18:00 最大500円)※水除く
<平日・休日とも>
7.NPC24Hクイックパーキング稲毛駅前(73台/8時間最大600円)
18.ミスターP稲毛駅前(17台/24時間最大600円)
30.リパーク稲毛小仲台2丁目(5台/07:00-1:00以内 最大600円)
36.スペースECO稲毛駅前第1(34台/1日24時間まで600円)
45.エイブルパーキング 稲毛台町1丁目(4台/8時間最大500円)
なら、ワンコインちょっとで駐められるパーキング。
平日ならキャパも頼もしく最安値の42だと思いますが、休日なら駅近の7がおすすめ。
8時間最大ながら、このエリアでは4番目に大きい収容力が頼もしいパーキングです。
稲毛駅の駐車場で無料や時間料金が安いのは?
もし、ちょっとした仕事や地元での生活利用で来た場合なら、打止め料金より時間単価が安い方が助かります。
1時間あたりが手頃なパーキングをみると、先程ふれたとおり、周辺相場は1時間換算で350円程度。
ただ、前述のように上限500円ちょっとのところもあるので、2~3時間駐車ならもう少し抑えられると助かります。
そこで、リーズナブルなところを探してみると、
1.6藤パーキング(18台/07:00-22:00 30分¥100)
26.ナビパーク小仲台第3(9台/08:00-20:00 60分200円)
30.リパーク稲毛小仲台2丁目(5台/07:00-01:00 60分200円)
31.タイムズ稲毛東第3(18台/08:00-00:00 60分¥200)
34.ミウラパーキング小仲台2丁目第1(11台/08:00-24:00 60分200円)
45.エイブルパーキング 稲毛台町1丁目(4台/08:00-24:00 60分200円)
47.稲毛駐車場(約50台/08:00-24:00 30分100円)
48.PIT DESIGNぴあーずクリニック(5台/月火木金 08:00-18:00 30分100円 水土日祝 終日 60分100円)
49.サンダーパーク稲毛第6(29台/09:00-01:00 60分100円)
が、1時間換算で100~200円の激安パーキング。
それほど大きな駐車場はありませんが、マルエツ提携サービスもある47は、立地や収納力・時間料金に加え、最大料金も手頃な、使い勝手のいい駐車場でイチオシです。
また、何と言っても短時間利用で忘れてはいけないのが、
38.タイムズイオン稲毛店(835台)
でしょう。
駐車料金こそ標準的ですが、各店舗での買物で3時間まで無料になります。
3時間あれば大抵の用事も済ますことができるので、必要な買物がある際は別の用足しも絡めて活用したいパーキングです。
稲毛駅の駐車場で泊りや連泊・予約ができるのは?
最後に、首都圏にも足を伸ばせるエリアなので、泊まりで仕事や旅行に出かけるケースもあると思いますが、そんな際に適したところをみてみましょう。
稲毛駅には列車利用で割り引かれるパークライド駐車場はありませんが、一般的なコインパーキングでも、24時間で繰り返しOKな打ち止め料金があれば、手頃に日をまたぐ駐車が可能です。
条件に合うパーキングで、なるべく手頃に長く駐められるところを挙げると、
16.タイムズ稲毛第5(30台/24時間最大700円)
22.ナビパーク稲毛台町第1(9台/24時間毎600-700円)※車室による
27.タイムズ稲毛東第2(12台/24時間最大700円)
31.タイムズ稲毛東第3(18台/24時間最大700円)
40.タイムズ稲毛東第4(5台/24時間最大700円)
44.ナビパーク稲毛東第12(5台/24時間最大700円)
あたりは、48時間(1泊2日程度)までは駐められるパーキング。
また、
7.NPC24Hクイックパーキング稲毛駅前(73台/24時間毎700円)
はあまり長期は確認した方がいいですが、繰り返し適用がOKで、さらに長めに駐められるはずです。※NPC利用規約⇒https://npc-npc.co.jp/user/charge/max/
さらに、
32.リパーク稲毛駅前(47台/24時間最大700円)
35.リパーク稲毛駅前第2(13台/24時間最大700円)
43.リパーク稲毛東2丁目(6台/24時間最大700円)
なら、最長で7日間(※事前相談要)まで駐車可能。
日数に応じて、長期出張や旅行の際に覚えておくと便利でしょう。
最近では予約できる駐車スペースのシェアサービスが盛んになってきているので、当たってみるのもひとつの手かもしれません。
1箇所ごとの台数はわずかですが、何より駐車場の心配がなく向かえるのはメリットです。
まだ稲毛駅周辺では豊富とは言えませんが、近年急速に普及しつつあり、今後どんどん供給が増えるはずなので、気にしておくといいかもしれません。
まとめ
稲毛では夏を中心に賑わう稲毛海浜エリアも自慢ですが、稲毛駅からも徒歩ですぐの「稲毛浅間神社」が有名です。
安産祈願やお宮参りでも人気の荘厳な佇まいの神社で、毎年初詣や七五三時期には多くの祈祷・参拝客でごった返します。
最寄駅は京成稲毛駅になりますが、寺社駐車場も80台程度のうえ近隣にもコインパーキングが少ないため、記事で紹介した場所も対象になります。※臨時駐車場はあり
特に正月などは交通規制もかかり、自動車祈祷を休止するほど混雑するので、公共交通がおすすめです。
混雑時に万一車で向かう際は、記事も参考に早めの行動予定を心がけるのが賢明です。
※情報は記事執筆時のものです。変更されている場合もありますので、ご利用の際は必ず現地の表記をご確認ください。
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