兵庫県最東端で、隣接する大阪や神戸にも好アクセスながら、工業都市として独自の発展を続ける尼崎市。
公害問題の反省から環境モデル都市としても評価が高く、近年では大規模な宅地や商業地開発も進む中核都市です。
中でも再開発で最も表情を変えたJR尼崎駅周辺は、商業・住宅エリアとして急速に賑わいを見せているので、車で行く際は駐車場のことも心配です。
そこで、JR尼崎駅周辺の駐車場事情についておさらいしてみます。
Photo by Kanko3131 / CC表示-継承3.0
また確認の際は、最大料金の繰返し有無や時間/日極かに注意し、トラブルを避けるようお願いします。
JR尼崎駅の駐車場で最大料金が格安のおすすめは?
阪神工業地帯の中核を担う「工都」として名を馳せながら、今では環境や景観への取り組みも盛んな環境モデル都市・尼崎。
一方で「尼崎ボートレース」などもあって、庶民に愛される下町風情や環境が残る地域としても知られます。
南北に長いことから、阪急・JR・阪神の3沿線がまたぎ鉄道の利便に優れたエリアですが、その各々の沿線沿いで異なる表情を持つのも尼崎の特徴。
特に代表的な市街地はJR尼崎駅と阪神尼崎駅の周辺になりますが、この内福知山線・東海道本線のジャンクションで、大阪駅までも20分のJR尼崎駅周辺は、北口側を中心に大規模開発によって大きく利便性が向上したエリアです。
駅前には広大な再開発都市「アミング潮江」などに、マンションや複合施設「あまがさきキューズモール」が整備され、休日のショッピングポイントとしても終日賑わいます。
ただ、従来から工業地域もあるのでトラックを含め交通量は多いエリアですが、特に再開発でさらに車が増え、週末を中心に混雑や渋滞が多くなった駅周辺繁華街。
なので、車を使う方は駐車場事情をおさらいしておくとあわてません。
そこで、以下がJR尼崎駅の周辺パーキング一覧になります。
おすすめワンポイント!
もし、グーグルアプリ【Googleマップ-GPSナビ】がインストールされていて、位置情報が許可されていれば、今いる場所とともに上記の駐車場マップが開き、とても便利!
【Googleマップ-GPSナビ】
料金は短期間で変動するものなので、料金傾向の目安にしていただければと思います。
変更されている場合もありますので、ご利用の際は必ず現地の表記をご確認ください。
ちなみに表の中ほどの列は、平日の1時間/日中最大(青色)・休日の1時間/日中最大(ピンク)になっています。
空き状況がわかるものは、マップのガイドエリアにリンクを入れてあります。※表中の駐車場名が太文字のもの。環境によっては開かなかったり、直リンクできないことがあります。
JR駅から5~600m前後・徒歩で10分程度の圏内でピックアップしていますが、参考として1km程度離れた36.尼崎市記念公園駐車場も記載しています。
ご覧のように、阪神尼崎駅周辺などと比べると駐車場の数は少なめで、特に開発によって開けた北口の駅前には駐車場はあまりありません。
ただ、10.タイムズあまがさきキューズモール(1522台)や29.アミング潮江イースト駐車場(149台)に集約されていると言ってもよく、入庫の混雑こそあっても駐車できないということは少ないはずです。
むしろ駅前の駐車場の密度が高いのは、以前と変わらない風景の南口側。
もし、多少ショッピングポイントから離れても、混雑を避けてゆったりと15.トラストパークJR尼崎駅前(177台)などの平面駐車場に駐めたければ、こちら側がベストです。
料金的には、1時間あたりでは平均319円、日中の最大料金も平均733円と、可もなく不可もなくと言った相場。
それほど極端なバラつきもなく、曜日による違いもないので、探し回らなくても平均的な利用ができるエリアです。
そこで、車を置いて出かけたり、駅周辺でゆっくり用足しする際に、できるだけ手頃に日中駐められるところを拾ってみると、
<平日のみ>
19.タイムズJR尼崎第10(15台/土日祝 当日1日最大¥400)
<平日・休日とも>
9.リパークJR尼崎駅前(18台/24時間最大550円)
15.トラストパークJR尼崎駅前(177台/24時間最大500円)
25.タイムズJR尼崎駅北第2(85台/24時間最大500円)
33.エコロパーク長洲西通第1(6台/12時間最大500円)
は、いずれもワンコイン前後で駐められるパーキング。
平日なら19は地域最安ですが、全曜日で言えば収容力・立地などバランスがいいところが15や25など。
ちょうど駅の両側に別れるので、用事のある側で覗いてみてください。
JR尼崎駅の駐車場で無料や時間料金が安いのは?
もし、ちょっとした仕事や地元での生活利用で来た場合なら、打ち切り料金より時間単価が安い方が助かります。
1時間あたりが手頃なパーキングをみると、先程ふれたとおり周辺相場は1時間換算で300円程度。
ただ、前述のように上限でワンコイン前後のところもあるので、2~3時間駐車ならもう少し抑えられると助かります。
そこで、リーズナブルなところを探してみると、1時間換算で200円以下のパーキングがリスト中で13分の1程度見つけることができます。※表参照
その中でも、
30.24時間パーキング尼崎長洲中通(12台/終日60分100円)
31.24時間パーキング 尼崎長洲東通(3台/終日60分100円)
は格安ですが、それほど豊富なスペースではありません。
休日などは混み合いますが、もし買物も絡めて駐車コストを節約するなら、
10.タイムズあまがさきキューズモール(1522台/60分400円)
は、1時間無料のうえに少しでも買い物をすればプラス1時間無料になるのでお得。
無駄のない買物があれば、2時間程度の用足しにぜひ活用したい商業施設です。
JR尼崎駅の駐車場で泊りや連泊・予約ができるのは?
最後に、大阪や神戸にもすぐの駅なので、泊まりで仕事や旅行に出かけるケースもあると思いますが、そんな際に適したところをみてみましょう。
JR尼崎駅には列車利用で割り引かれるパークライド駐車場はありませんが、一般的なコインパーキングでも、24時間で繰り返しOKな打ち止め料金があれば、手頃に日をまたぐ駐車が可能です。
条件に合うパーキングで、なるべく手頃に長く駐められるところを挙げると、
25.タイムズJR尼崎駅北第2(85台/24時間最大500円)
は、48時間(1泊2日程度)までは駐められるパーキング。
14.リパーク尼崎長洲本通1丁目(14台/24時間最大700円)
なら、さらに最長7日間(※事前相談要)まで駐車可能です。
日数に応じて、長期出張や旅行の際に覚えておくと便利でしょう。
最近では予約できる駐車スペースのシェアサービスが盛んになってきているので、当たってみるのもひとつの手かもしれません。
競技・イベント会場周辺では今や一般的になりましたが、混雑する駅周辺でも最適の選択肢と言えます。
ちなみに、尼崎エリアには予約できる駐車場がまあまああります。
1箇所ごとの台数はわずかですが、何より駐車場の心配がなく向かえるのはメリットです。
早めに行くことが決まっているようなら、確保してしまうというのも、安心してアクセスできる一つの方法と言えます。
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まとめ
JR尼崎駅の周辺で、ショッピングスポット「あまがさきキューズモール」と並び、たくさんの人が集まるのが「尼崎記念公園」の運動施設群。
ベイコム総合体育館を始めとしたさまざまな競技施設では、高校野球やFリーグ試合など大きなイベントや大会が催されます。
参考に記載した36.尼崎市記念公園駐車場もありますが、イベント時などは100台程度の臨時スペースも含めてもすぐ満車になるので、公共機関利用がベスト。
ただ駅周辺から徒歩範囲でもあるので、記事も参考に賢くお出かけください。
※情報は記事執筆時のものです。変更されている場合もありますので、ご利用の際は必ず現地の表記をご確認ください。
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