夏が来るとともに、お子さんに関する行事や催しも増えてきますよね。
例えば、通われている保育園や幼稚園での七夕や夕涼み会、夏祭りや盆踊り・・
お子さんも楽しみにしていることと思いますが、どんな格好で参加させればいいか考えてしまうことも多いのではないですか?
せっかくの浴衣デビューのチャンスだから夏らしい可愛い姿をさせてあげたいけど、小さい子だから着崩れやトイレが心配だし、そもそも他の子はどうするんだろう?・・・なんて悩んでしまいますよね?
今回は、そんなところをリサーチしてみました。
保育園の夏祭りは子供に浴衣を着せる?
あるアンケートによると、「あなたの保育園や幼稚園での夏の行事の服装は?」という質問に対し、
親子とも浴衣を着て参加 9%
子供だけ浴衣 55%
服装に決まりはなく自由 18%
普段着(体操着やスモッグ) 0%
その他(行事自体がない ) 18%
という結果でした。
園によってはルールが決まっている場合があり、「浴衣指定」「体操着指定」「服装は自由」などいろいろなケースがあるので、悩む前にまず通われている園やお友達に聞いたほうがいいでしょう。
決まりがなければ、女の子の場合は浴衣を着せるという意見が圧倒的。「洋服・普段着を着せる」はあまりありませんでした。
中にはみんな浴衣姿だったのに1人だけワンピースの子がずっと泣いていたなんていう可愛そうなケースもあったのでちゃんと考えてあげたいですよね。
もし男の子や活発に動く元気いっぱいな子なら甚平さんという選択もありです。
別のアンケートでは
男の子は甚平9割:浴衣1割
女の子は甚平1割:浴衣9割
なんていう報告もありましたよ。
もちろんお子さんの希望も聞いた上で、できるだけ季節の行事に合わせた格好をさせてあげるのは思い出というの意味でも大切ではないでしょうか?
子供に浴衣を着付ける時のポイントは?
大人と違って元気に動き回る子供は浴衣だと着慣れないのも手伝い着崩れてだらしなく見えたり下着が見えてしまわないかを心配するお母さんもいると思います。
男の子ならしょうがないところもありますが、女の子だとなおさら気を配ってあげたいですよね。
着崩れを防ぐのになんといっても大事なのは、当たり前なことですが着付けをしっかりすること。
夏の思い出に!子どもに浴衣を着付けてお出かけしよう♪簡単な着付け方
その上で、着崩れの原因になるのは・・
1.すそが長すぎる
裾が長いと踏んでしまうので引っ張られて着崩れの原因になります。子供は足首が見えるツンツルテンがちょうどいいくらいですから、縫い目は帯で隠れるので手縫いでいいので詰めてあげるといいでしょう。
2.兵児帯(へこおび)が緩む
子供は大人と違って腰のラインが寸胴なので、脇のすぐ下の高い位置で蝶結びするのがポイントです。
ずり落ちない兵児帯の結び方
3.浴衣の素材が着崩れしやすい
キャラクター物などの子供用浴衣は通気性よく、さらっとしてますがすべりやすい化繊が主流。快適な着心地ですが、着崩れが嫌なら木綿製を選ぶのも手です。
こんなことを注意して、お子さんに浴衣を着付けしてあげて下さい!
浴衣のときのトイレの対処法は?
お子さんに浴衣を着せるときに「うちの子はトイレが近いから不安」というお母さんが結構いらっしゃるようです。
確かに普段着と違いすぐ用を足せない浴衣は、もし間に合わなかったら思うと心配です。
ただ、実際には
・暑いので、トイレは大丈夫でした。
・トイレは3時間ほどありましたが行かな
かったですね。・お母様も一緒に参加されるのであれば、
お手洗いは心配ないと思います。・トイレでの心配なら お母さんが一緒なら、
ささっと直してあげたら 大丈夫かな~と
思います。
と、お母さんがきちんと対処できれば神経質にならなくても大丈夫では?という意見もたくさんありました。
ですので、まずはお子さんに
「お洋服じゃないから、お手洗いの時は早め
に教えてね」
とトイレをちゃんと言う事を言い聞かせておくのが大事です。
トイレでは浴衣の裾を順番に帯に挟んでいくと邪魔にならずスムーズに用が足せます。ピンチなどをいくつか用意しておいて留めてもいいでしょう。
トイレから出るときにはくれぐれも浴衣のすそを戻すのを忘れないように注意してあげてください。
もしそれでも心配なら甚平さんタイプという手もありますが、男の子はまだしも女の子ならやはり可愛らしい浴衣を着せてあげたいもの・・・
でしたら、子供向けの上下が分かれたセパレートタイプの浴衣も選択肢の一つです。
これなら下(スカート)が短めに出来ているのでトイレの心配が軽減できるでしょう。
ちなみに、セパレートタイプの浴衣をイメージしやすい動画があったので参考にしてみて下さい。
まとめ
夏は、普段は目に出来ないお子さんの可愛い浴衣や甚平さん姿を見れる絶好のチャンス。ましてや保育園などでの浴衣デビューなら、なおさらいろいろ気を配ってあげたいものです。
そんな貴重な機会に不安や心配事で気後れしていてはもったいないですよね。
そんな際に参考にしていただければ嬉しいです。
ぜひいろいろ試してみていただき、夏のいい思い出が作れるといいですね!!
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