指名手配の犯人のように写ってしまった証明写真。いつものことで期待はしていなかったけど、もう少しなんとかならないものなの?
いいえ、なんとかなります!
証明写真が格段に変わるコツを解説します!
証明写真で写りを良くするコツは?
表情作りを意識するだけでも写りはだいぶ違うものです。
とはいえ機械の中でカメラを前にしたらなかなかむずかしいもの。
なので、まずいくつか基本的な注意点をおさらいします。
普通、人はカメラを前にするとあごが上がります。
でも手鏡で下から自分の顔を映すととても老けて見えたりします。それは口角や目尻などのパーツのきわが下がって見えるためです。
なのでよく言われますが、あごを引き気味にして目線はレンズの下に置くのがいいでしょう。あまり上目使いになりすぎると怪しい顔になってしまうので気をつけて下さいね。
カメラを見るとき、中心点をジーッと見つめるのではなく焦点をしぼらず広く見ることを意識すること。
瞳が大きいと写真はきれいに写りますが、黒目も同じことが言えます。黒目は暗いところから明るいところへ行くと大きくなるそうなので、タイミングがむずかしいですが目をつぶっておいて撮影直前に目を開けることができれば、いい顔に写るかもしれません。
次も基本的なことですが、プロの撮影の現場では見栄えよくするために必ず反射板を下に置き影を除いてから映しますが、同じようなことができるといいですよね。
反射板を作って持っていくわけにいかないでしょうから、紙やタオル、ハンカチなど白いものを膝に乗せたり、ボトムスなどを白いものを着て行くとだいぶ効果があります。(後述しますがトップスは別な理由で白は向いていません)
ほかにもUVカットのファンデーションなど日焼け止め対策コスメには光を乱反射させるチタンやセラミックが含まれているので、肌が明るく写る効果もあります。
服装で注意する点は、主に首回りです。詰まったものより少しゆったりしていたほうが顔の大きさが程よく写ります。シャツならボタンふたつ明けて鎖骨が覗くくらいがすっきり写ってちょうどいいでしょう。
服は、背景の淡さに輪郭が溶け込んでしまわない程度には色柄があった方がいいです。
意外に注意が必要なのが髪型です。証明写真では「重さ」が強調されるからです。特に前髪はそうなので少し額が見えるくらいのほうがすっきり軽くなりますから撮影前に整えてみてください。
証明写真の表情の作り方
証明写真はスナップなどと違って、目的が就職や申請用なのでどうしても印象を考えてしまい、かえって硬い表情になりがちです。
証明写真を自然に写すにはどれだけ普段の表情ができるかがポイントでしょう。
唐突ですが、鼻から息を強めに吸ってみてください。・・・・・目が少し開いて顔のこわばりが解けた気がしませんか?少し顔の力を抜くのに効果的です。
もうひとつ実験ですが、証明写真機の中に入ったことを想像して表情を作ってみてください。その表情って日常でしますか?
では友人や家族が目の前にいるのを想像してください。先ほどと顔の力の入れ方がぜんぜん違いませんか。
ではさらに、すこし遠くにあなたが大好きな友人を見つけ、近くに寄っていけない状況なので、微笑みながら軽く会釈をすることを想像して実際にやってみてください。自然でいい顔が作れませんか?
このように、
・帰って来て玄関にペットが待っていたとき
・友人が待っているファミレスへ遅れて着いたとき
など、日常の中であなたが一番いい表情を作れる、いろいろな場面を想像することはとても効果的ですよ。
証明写真は、笑みの表情を作りすぎくらいがちょうど良く笑顔になるものです。特に普段あまり笑わない方は、少し笑うくらいがいかもしれません。
証明写真の写りが良い機械はないの?
いろいろコツを知って工夫はしてみようと思うけど、証明写真機はどれも撮影性能は同じなのでしょうか?今どきの、よりきれいに写してくれる写真機はないの?って思いますよね。
今いちばんきれいに写るのは、DNPさんという会社の
[Ki-Re-i]という写真機でしょう。
ストロボ光の調整で写真スタジオに近いライティングになるように設計されているんです。
ほかにも肌質補正でキメを整えシミやクマも目立たなくできるメニューがあり、肌色も5段階で選べるので美白肌も選べます。
さらに、「肌美+」というメニューで美肌や美白に仕上がる画像処理補正がかけられる進化した機械。切る際に便利な目盛りも入って、シールにもなっています。
ちなみに、この機械は撮ってすぐその場でマイナンバーカードが申請できたり、スマホに写真データを取り込んで焼き増しできたりするスグレモノなんですよ。
サイトで設置場所検索もできるので、探してみて下さいね。
まとめ
私もそうですが、免許証や証明の写真が変に写ったときほどがっかっりすることはありませんよね。「私ってこんな顔?」って愕然とします。
でも、安心してください。日常の中では「静止画」を目にすることってないですから!
動きが付いた生き生きとした表情があなたなので、証明写真はあくまで試しに切り取ったひとつの不自然な顔に過ぎません。
とはいえ、少しでも自然な写真が撮れるといいですよね!そこで、ぜひ併せて参考にしていただきたいのが以下のサイト。
レバテックキャリア
「証明写真であなたの第一印象が決まる!書類選考の印象アップに!証明写真を上手く撮るためのコツまとめ」
当記事も紹介されていますが、他にも証明写真攻略のエッセンスがギュっと詰まったサイトがたくさん紹介されています。
ぜひ、上手に「あなたらしいあなた」をアピールするための参考になれば嬉しいです!
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