桓武天皇即位2600年を祝う記念事業として開かれ、終戦後に昭和天皇が過ごした御仮寓所跡も残る東京都立小金井公園。
武蔵野の豊かな自然が囲むその広大な敷地内には、四季の花暦はもちろん文化財保存施設・SL展示なども完備し、都民の憩いスポットとして親しまれます。
特に週末などには、子ども連れのファミリー客もあふれる人気の休日スポット。
そこで、小金井公園周辺の駐車場事情についておさらいしてみます。
また確認の際は、最大料金の繰返し有無や時間/日極かに注意し、トラブルを避けるようお願いします。
小金井公園の駐車場の混雑状況や料金は?
「花と緑の広々空間」をコンセプトに、日比谷・上野公園をはるかに凌ぐ広大な敷地内に四季折々の花木があふれる都立公園・小金井公園。
玉川上水沿いに位置した約80ヘクタールの園内には、春の梅や桜に始まる花暦や武蔵野の面影を残す雑木林などの自然にあふる開放的な散策スポットとして愛されます。
また、子どもの遊戯広場やBBQ広場、弓道場やテニスコートなどのスポーツ施設から、「江戸東京たてもの園」や千と千尋の神隠しのモデルとなった銭湯「子宝湯」まで揃い、多彩な楽しみ方ができる充実のレジャー公園。
<基本情報>
名称:小金井公園
住所:
小金井市桜町三丁目、関野町一・二丁目
小平市花小金井南町三丁目
西東京市向台六丁目
武蔵野市桜堤三丁目
TEL:042-385-5611
開園日:常時開園
入園料:無料 ※園内有料施設あり
アクセス:
・JR中央線「武蔵小金井」駅より西武バス「小金井公園西口」・関東バス「江戸東京たてもの園前」「小金井公園前」「スポーツセンター前」下車
・西武新宿線「花小金井」駅より小金井街道「南花小金井」バス停から「小金井公園西口」下車
公式ホームページ:https://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index050.html
西武線「花小金井」や中央線「武蔵小金井」などのいずれの最寄駅からも徒歩では距離がある立地なので、車で行く方が多いスポット。
駐車場は主に、以下の2箇所が用意されます。※赤いPアイコン
<P1.小金井公園第一駐車場>
住所:小金井市関野町2-8
営業時間:24時間
収容台数:454台
駐車料金:普通車/1時間まで300円 以降30分100円
<P2.小金井公園第二駐車場>
住所: 武蔵野市桜堤3-22
営業時間:24時間
収容台数:114台
駐車料金:普通車/1時間まで300円 以降30分100円
四季の草花の宝庫であり、特に「桜の園」が有名な桜の名所なので、春やGW,BBQシーズンを中心に、晴天の休日はかなり混み合う駐車場。
また、公園が接するアクセスルートの五日市街道は、道沿いに多摩地区スポットも多く、渋滞することで知られた国道であり、また南北に走る小金井街道も同様です。
混雑日には園内臨時スペースも開放されますが、場合によっては入庫制限や、正門入口の桜堤遊歩道交差点からの進入にも制限がかかるので注意。
広くない街道のうえバス通りでもあるので、入庫待ちもできなくなります。
なので、平日はほぼ心配はありませんが、休日には10時前後、混雑特異日なら9時位には着いていたいところ。
また、ピークを外した昼過ぎに行くなども渋滞や満車対策になるでしょう。
料金的にも、時間料金は周辺相場(200~300円)と比べても同等程度ですが、上限設定がないので、広大な公園でゆっくり過ごすには辛いところ。
もし小さい子供連れやBBQ機材の持込などの条件がなければ、周辺パーキングも検討したいところです。
いずれにしても、混雑時の満車対策も含めて、車で行く方は周辺の駐車場事情をおさらいしておくとあわてません。
小金井公園の駐車場で安いおすすめは?
そこで、以下が小金井公園周辺のパーキング一覧になります。※緑のアイコン
おすすめワンポイント!
もし、グーグルアプリ【Googleマップ-GPSナビ】がインストールされていて、位置情報が許可されていれば、今いる場所とともに上記の駐車場マップが開き、とても便利!
【Googleマップ-GPSナビ】
駅から5~600m前後・徒歩で10分程度の圏内でピックアップしています。
料金は短期間で変動するものなので、料金傾向の目安にしていただければと思います。
ちなみに表の中ほどの列は、平日の1時間/日中最大(青色)・休日の1時間/日中最大(ピンク)になっています。
空き状況がわかるものは、マップのガイドエリアにリンクを入れてあります。※表中の駐車場名が太文字のもの。環境によっては開かなかったり、直リンクできないことがあります。
小金井公園は、マップ記載の通り正門以外にも四方に出入口があり、パーキングの選択が入口に縛られません。
ただ園内は広大であり、例えばバーベキューならユーカリ広場に近いエリア、江戸東京たてもの園が目当てなら正門や西門近くと、位置は考慮したほうが賢明。
当然園内でもかなり歩くことになるので、パーキングからの距離も十分考慮ください。
とは言え、駐車場は主に北側・花小金井駅までの付近と、南側・五日市街道沿いに集まり、それほど豊富にあるわけではありません。
公園内メインスポットまでの距離で言えば南側が最適ですが、混雑エリアでもあるので悩ましいところであり、やはり北側のほうが混雑も避けられて穴場。
公園駐車場がいっぱいの際は、南側のパーキングも満車になることが多いので、いずれにしても早い到着はセオリーになります。
料金的には、東京都下エリアのため相場も手頃であり、1時間あたりでほぼ200円(平均244円)、日中の打ち止め料金も平均860円と、千円を切ってくれます。
そこで、終日公園内で散策や行楽を楽しむ際に、できるだけ手頃に日中駐められるところを探すと、
<平日のみ>
1.タイムズ小金井市関野町(5台/月-金 当日1日最大¥500)
3.パークジャパン関野町第2(5台/月-金 8:00-20:00 最大料金¥600)
4.パークジャパン関野町第1(6台/月-金 8:00-20:00 最大料金¥600)
<平日・休日とも>
2.リパーク関野町1丁目(4台/24時間最大600円)
5.らくだプラザ花小金井1(6台/08:00-18:00 8時間最大500円)
6.マストパークボヌールアン(4台/24時間最大600円)
12.ナビパーク花小金井第2(9台/24時間最大600円)
15.リパークワイド小金井梶野町3丁目(14台/24時間最大600円)
25.DAICHI PARK No.85小金井桜町(8台/24時間最大600円)
31.タイムズ小平鈴木町(8台/24時間最大500円)
が、ワンコイン程度で駐めておけるパーキング。
意外にも正門に近いところが手頃ですが、休日という条件になるとやはり駅付近や街道からかなり入ったところになってしまいます。
ただ、一部を除いて最大料金は千円以内のところが多いので、距離や予定時間を考慮の上、公園駐車場と比べて判断するといいでしょう。
また、時間料金が割安なところも拾っておくと、
14.タイムズ花小金井南第6(8台/終日60分100円)
16.タイムズ花小金井南第4(5台/08:00-22:00 40分¥100)
20.リパーク小平鈴木町2丁目(7台/終日60分100円)
31.タイムズ小平鈴木町(8台/終日40分100円)
が、わずか4箇所程度で台数も少なめですが、幸い空き情報をつかめるところばかりなので、確認しながら向かってみてください。
小金井公園は駐車場で予約ができるのは?
最近では予約できる駐車スペースのシェアサービスが盛んになってきているので、当たってみるのもひとつの手かもしれません。
競技・イベント会場周辺では今や一般的になりましたが、混雑する行楽スポットでも最適の選択肢と言えます。
まだ小金井公園周辺ではあまりありませんが、近年急速に普及しつつあり、今後どんどん供給が増えるはずなので、気にしておくといいかもしれません。
1箇所ごとの台数はわずかですが、何より駐車場の心配がなく向かえるのはメリットです。
早めに行くことが決まっているようなら、確保してしまうというのも、安心してアクセスできる一つの方法と言えます。
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まとめ
楽しみ方も幅が広く、1年を通じて人気の絶えない小金井公園ですが、やはり一番の見どころが、約1700本もの桜が植えられた「桜の園」でしょう。
玉川上水沿いの名勝「小金井桜」の桜並木とともに、花見の名所として100選にも数えられ、見頃の4月初旬には「小金井公園桜まつり」も開催され賑わいます。
主な会場は江戸東京たてもの園前広場になるので、どちらかと言えば離れた第二駐車場が狙い目ですが、期間中は平日でも周辺パーキングは満車率が高くなります。
記事でも触れたように、車で予定するなら遅くとも9時前後には確保してしまわないと、かなり駐車には苦労するはずです。
※利用の際は必ず現地の表記をご確認ください。
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