紫外線対策の春先からの食生活!注意すべき3つのNGポイントとは?

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ようやく寒さが緩んでくると、体もほっと一息ですが、今度は春から夏にかけて強くなる紫外線にも油断ができません。

暖かくなって上着も1枚脱ぎたいところですが、強い日差しにまだ慣れていないお肌には要注意です。

もちろん、毎年いろいろな対策をされていると思いますが、意外と落とし穴なのが「食生活」です。

普段なら気にしなくてもよくても、紫外線が強くなる春から夏にかけては、シミの原因になる食べ物や食事の習慣があるかもしれませんよ!

そこで、特に春先からの食生活で、紫外線のことを考えたポイントをおさらいしてみましょう。

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紫外線を吸収する食べ物を使いがちな朝習慣は?

最近は1年を通して紫外線対策を怠らない人も増えていますが、中には、真夏はともかく春先では、まだそれほど日差しを気にしないという方もいるのでは・・

でも実は、紫外線の増加は1年を通して4~5月が最も急激なのをご存知ですか?

しかも、紫外線量そのものも、残暑の厳しい9月とそれほど差はないので、注意が必要です。

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特にグラフでも分かる通り、曇っていても関係なく届き、肌の奥まで達するUV-A波が強いので、春先の寒い日であっても油断はできません。

なので、春から日焼け止めなどの紫外線対策は始めるべきですが、特にこの時期は紫外線の影響を受けやすい食生活も見直す必要があります。

実は、日焼けの影響を防ぐ食事がある一方、逆に強く影響を受けてしまう食べ物や食べ方があるのです。

そこを押さえずに、紫外線が弱かった時期の食生活を続けていると、あとで後悔することにもなりかねません。

それでは、具体的に実例をあげながら、注意すべき食生活を見てみましょう。

<朝のスムージー>

「え?・・スムージーって美容やダイエットの強い味方じゃないの?」

そう思った方も、少なからずいるでしょう。

確かにビタミンやミネラル、それに今注目の酵素もたっぷりのスムージーを朝の習慣にしている女子は多いはず。

もちろんスムージー自体がNGなのではなく、一部の柑橘系のフルーツを材料にしてしまうのがいけないということ。

それが「ソラレン」という成分を含む食材です。

「光毒性成分」とも呼ばれるもので、紫外線に反応して吸収しやすくしてしまい、日焼けやシミを起こしやすくするのです。

●ソラレンを含む食材~きゅうり パセリ セロリ しそ みつ葉 レモン オレンジ グレープフルーツ いちじく キウイ

美容にいいビタミンやポリフェノールがたっぷりのものばかりなのは、なんとも皮肉ですよね。

ソラレンは、摂ってから2時間後にピークを迎え、その後7時間は働きが続くので、朝習慣だと紫外線のピークにも重なってしまうので、厄介です。

そこで、前の日の夜にずらせば問題はないのですが、朝だからこそのスムージーを、夕食の前後にというのも、なんとなく習慣化しにくいところです。

でしたら、紫外線の強まる時期におすすめのスムージーがあります!

それが、「レッドスムージー」

今や「食べる日焼け止め」とさえ言われるトマトは、その色素であるリコピンが紫外線のダメージ全てに有効性が確認されているスーパー食材。

ですので、このトマトベースの「レッドスムージー」が、春先からの朝に、だんぜんオススメなのです。

そこに、シミに効果的なリンゴポリフェノールを含むリンゴ、やはりシミやたるみを抑えるジンゲロールを含む生姜、さらに肌や毛髪の保水力を高め、抗酸化力も強いはちみつを加えれば、紫外線撃退には最強のスムージーになるでしょう!

「トマトとりんごと生姜のスムージー」

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Cpicon トマトとりんごと生姜のスムージー by rie-tin

日焼けの原因になる食べ物がたっぷりのランチは?

紫外線が強まる春には、外食のランチもNGポイントがあります。

<ランチにイタリアン>

パスタやピザなど、イタリアンが嫌いな女子はほとんどいないでしょう。

オリーブオイルもふんだんに使われているし、リコピンが多いトマトもたくさん摂れるイタリアンは、食べ過ぎさえ注意すれば、一見ヘルシーにも思えます。

ただ、シミのもととなる物質を多く含む食材もたっぷり使われているのが玉に瑕。

その物質が「チロシン」で、イタリアンの材料では、特にチーズや小麦に多く含まれているのです。

チロシン含有量食品ランキング(100g当たり)

1 鰹節      2600 mg
2 小麦タンパク  2500 mg
3 高野豆腐    2200 mg
4 チェダーチーズ 1400 mg
5 プロセスチーズ 1300 mg
6 きな粉     1300 mg
7 大豆      1300 mg
8 甘海苔     1200 mg
9 すじこ     1200 mg
10 たらこ     1100 mg
※他にもタケノコやアボカドなどに多く含む

チロシンはアミノ酸のひとつで、髪の毛を黒くしているメラニン色素の材料になる物質。

やはり多く含むアボカドの切り口が黒く変色していくのも、チロシナーゼの働きで、紫外線の防御反応のひとつです。

その効果は強力で、肌の色素が抜ける「白斑」の治療にも利用されるほどです。

当然チロシンを多く含む食材をたくさん摂ることは、シミやそばかすの材料を補給しているようなもの。

ランキングにもある、小麦やチーズ、アボカドが使われたイタリアンメニューは、春先のランチとしては、できれば頻度を減らしたいところです。

もし、イタリアンランチのメニューで選ぶなら、作り方にもよりますが、チーズや小麦を使ったパスタやピザより、トマトやシーフードのリゾットやオムライスなどのご飯物がいいでしょう。

正確にはスペイン料理ですが、パエリアなどもあればオススメです。

もともと、トマトは前述の通り、最強の紫外線対策食材ですから、皮膚の材料になる良質なタンパク質の卵や、ビタミンEや亜鉛を含む魚介類を使ったものは、むしろ日焼け対策になります。

またビタミンCは、チロシンの働きを抑えるので、あればパプリカのマリネや、いちごなど柑橘類以外のビタミンCフルーツをデザートに取るのも、効果的です。


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日焼しやすい食べ物を取りがちになる夜習慣は?

春先は、新生活が始まることも多く、食事も不規則になりがち。

でも、そんな中にも紫外線の影響を加速させてしまう落とし穴が潜んでいます。

<夕食にコンビニ弁当>

社会的生活が変ることが多い春は、忙しさにかまけて、夕飯もついコンビニのお弁当がしばらく続くなんてことも、往々にしてあるでしょう。

栄養のバランスが悪くなるのもそうですが、もっとシミができやすくしてしまうのが、実は「保存料」などの添加物です。

食品添加物の多くはリン酸塩がたくさん含まれますが、このリンは過剰に摂取すると体内カルシウム量を低下させることが分かっています。

カルシウムが骨の健康を保つのはご存知かと思いますが、メラニン色素の沈着を抑える役割をするのはあまり知られていません。

当然、市販のお弁当や加工食品を取る機会が増えると、シミができやすくなってしまうことを覚えておいてください。

また、併せて注意したいのが「カフェイン」「精製された砂糖」「アルコール」です。

いずれもメラニン色素に対して、生成や沈着・拡散を促すことがわかっています。

これらも生活環境が変わった中で、お付き合いやストレス解消のために多く接する機会があるものばかりですよね。

・イライラしてコーヒーをがぶ飲み!・・

・コーラやカフェオレを飲みながら、コンビニのお弁当で夕飯!・・

こんな食生活パターンの習慣は、くれぐれも最小限にすることが、顔にシミを見つけるのを防ぐ、賢い心がけと言えるでしょう。

まとめ

今回の実例は、知らなければ、日常生活では普通にやっていることです。

もちろん、1回や2回のイタリアンやお弁当で、直ちにシミができてしまうわけではないでしょう。

あまり神経質になっても意味はないですが、知っているのとそうでないのは、やはり長い間には違いが出てくるものです。

ぜひ、頭に片隅にこんなことも置きながら、賢く紫外線対策をして、美肌を保ってくださいね!

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