錦城・金城の異名を持ち、その絢爛たる栄華の歴史を今に伝える名城・大阪城。
大阪を象徴するガジェットは数々あれど、観光名所としても親しまれる、この秀吉が築いた桃山の城をおいて他にシンボルはないでしょう。
また大阪城公園内には、築城400年まつりにオープンしたイベント施設・大阪城ホールも隣接し、多くの人で賑わう観光エリアです。
そこで、大阪城や大阪城ホールの駐車場事情についておさらいしてみます。
※2018年度版(2018年6月29日再調査)
また確認の際は、最大料金の繰返し有無や時間/日極かに注意し、トラブルを避けるようお願いします。
大阪城の近くの駐車場でおすすめや混雑は?
安土桃山の世に太閤秀吉によって築かれた平城を起源とし、江戸期に徳川氏の修復によって甦った、往時の絢爛たる文化を今に伝える大阪城。
今なお大阪のシンボルとしてそびえ立ち、その周辺は大阪城ホールなども有する大阪城公園として整備され、大阪市民や観光客の憩いのスポットとして賑わいます。
<基本情報>
名称:大阪城
住所:大阪府中央区大阪城1-1
TEL:06-6491-3044
開城時間:9:00~17:00※入館は~16:30(シーズンにより延長あり)
休日:年末年始(12/28-1/1)
入城料金:大人600円 中学生以下無料
アクセス:地下鉄天満橋駅、谷町四丁目駅、森ノ宮駅などより徒歩15分
公式ホームページ:http://www.osakacastle.net/
大阪城にはもちろん専用とされる駐車場がありますが、最近では団体観光客の増加とともにバス専用区画に変わるなどで、乗用車の駐車事情はあまりよくありません。
特に、以前は城の南側にあって、正面玄関とも言える大手門にも回りやすかったのですが、現在は西の公園駅側・玉造筋に集められ、少し見学アクセスが不便な状況。
出典:公式ホームページ
ただ、基本的に4つある入口からほぼ城内の中央にある天守閣への距離は、それほど変わりません。
それでも、現在の駐車場位置から天守への経路は、鬼門である「青屋門」という裏口から入る形になってしまい、階段や坂も多い険しい経路になるのが残念なところ。
先程もふれた、大阪城の公式とされる駐車場は、現在では以下の2箇所。※マップの赤いPアイコン
<P1.大阪城公園駅前駐車場>
収容台数:171台
入出庫時間:8:00~22:00
利用料金:1時間350円
<P2.大阪城公園森ノ宮駐車場>
収容台数:98台
入出庫時間:8:00~22:00
利用料金:1時間350円
平日であればまずこれらに駐めれないことはありませんが、土日祝日や行楽時期には、収納台数が縮小していることも手伝い、両方の駐車場で午前の早いうちから混雑・行列する光景が普通。
特にGWなど連休に確実に駐めたいのなら、大阪城が開城する9時ではなく、駐車場が開く8時くらいには到着していたいところです。
駐車時間の目安になる見学所要時間は、混み具合にかなり左右されますが、スムーズの回れて30分、じっくり見学するとなると約1時間ほどでしょうか。
ただシーズンの混雑日には、人の流れも滞りがちになるので、さらに1時間半から2時間は余裕を見ておきたいところです。
休憩や食事も考えるなら、車に戻るまでは3時間位は余裕をみて駐めたほうがいいかも知れません。
料金的にはともに1時間あたり350円であり、これは周辺相場(平均572円/h)と比べてもかなり安い方ですが、1日単位の料金設定はないので、少しせわしなさがあるのが難点です。
もし、混雑時期の時間が読めない見学であれば、満車対策と節約の意味でも、周辺パーキングという選択肢は用意しておいてもいいでしょう。
大阪城の駐車場で平日に格安のおすすめは?
そこで、以下が大阪城周辺のパーキング一覧になります。
おすすめワンポイント!
もし、グーグルアプリ【Googleマップ-GPSナビ】がインストールされていて、位置情報が許可されていれば、今いる場所とともに上記の駐車場マップが開き、とても便利!
【Googleマップ-GPSナビ】
料金は短期間で変動するものなので、料金傾向の目安にしていただければと思います。
ちなみに表の中ほどの列は、平日の1時間/日中最大(青色)・休日の1時間/日中最大(ピンク)になっています。
空き状況がわかるものは、マップのガイドエリアにリンクを入れてあります。※表中の駐車場名が太文字のもの。環境によっては開かなかったり、直リンクできないことがあります。
大阪城は周辺コインパーキングを探す際に、どのエリアがベストか迷うところ。
もちろん正面・大手門からのアクセスが王道の大阪城観光になりますが、子供連れなら広場や遊具がある森ノ宮からが最適ですし、その後の予定でアーケード商店街などを散策するなら北側の京橋がスムーズと、一長一短はあります。
ただ、マップでお分かりと思いますが、駐車場がなく探しづらいのが公式駐車場もある東側で、逆の最も密集するのが大手門側の谷町付近。
一方通行も多く走りづらい界隈ですが、駐車場を探す条件は悪くありません。
平日であれば、公式スペースの2箇所に駐められることがほとんどですが、逆に周辺パーキングをあたる余裕もあるので、平均所要時間3時間程度をもっと安くあげられるスペースに駐めたいところ。
そこで、平日に手頃に済ますことができるところを拾ってみると、
10.パークマン京橋 駐車場(16台/当日最大1200円)
13.APパーク片町(8台/08:00-20:00 最大料金¥1100)
16.タイムズ東野田町第10(7台/24時間最大1200円)
21.大阪市立法円坂第2号ブロック駐車場(235台/24時間最大1000円)
29.GSパーク谷町四丁目 (40台/24時間最大1200円/08:00-22:00 40分200円)
35.イオン京橋店駐車場(450台/月-金 06:00-25:00 最大料金1100円)
36.タイムズ森ノ宮中央(11台/24時間最大1000円)
51.GSパーク谷町四丁目第二(9台/24時間最大1200円)
62.アメニティパーク法円坂西(35台/6時間最大¥800/07:00-22:00 20分¥100)
65.谷町4丁目パーキング(4台/08:00-22:00 20分¥100)
73.コインパーク法円坂1丁目(10台/08:00-19:00 40分200円)
74.コナミスポーツクラブ京橋(102台/月-金 07:00-21:00 最大料金¥1000)
75.タイムズ上町1丁目第2(4台/12時間最大1200円)
76.One Park 森ノ宮中央第2(2台/08:00-19:00 20分¥100)
80.イングパーキング片町(4台/平日 08:00-20:00 30分100円 最大1000円)
なら、公式駐車場より安く抑えられる可能性があるところ。
時間料金と上限料金の両方が混在しているので、観光予定の時間や立地に即したパーキングを上手に選んでみてください。
大阪城の駐車場で休日に安いおすすめは?
では、休日ではどうでしょうか?
観光エリアでもある大阪城周辺は、官公庁など行政機関も集まり、ビジネスパーク開発も進むビジネス街の性格も強いため、実は駐車料金は休日有利の相場エリア。
利用しやすい手頃なパーキングが平日に比べてもぐっと増え、当然打ち止め料金も下がるので、混雑回避も含めてそんな周辺パーキングを狙うのも良い手です。
そこで、休日条件で手頃に日中駐めておけるところを拾ってみると、
20.大阪市谷町駐車場(211台/土日祝 07:00-23:00 最大料金900円)
40.タイムズ大手通1丁目(16台/日祝 当日1日最大料金¥800)
44.タイムズ糸屋町(6台/日祝 当日1日最大料金¥900)
56.タイムズ徳井町(17台/日祝 当日1日最大料金¥900)
57.タイムズ 徳井町1丁目(8台/日祝 当日1日最大料金¥900)
59.タイムズ釣鐘(4台/日祝 07:00-21:00 最大料金¥900)
66.パラカ大阪市船越町第2(4台/日祝 08:00-19:00 最大料金800円)
73.コインパーク法円坂1丁目(10台/日祝 24時間最大700円)
78.ショウワパーク徳井町(14台/日祝 08:00-20:00 最大料金¥900)
が、1000円を切って駐めておけるスペース。
20以外はそれほど広い駐車場ではありませんが、幸い空き情報をつかめるところも多いので、確認しながら活用したい格安パーキングです。
大阪城の駐車場で予約ができるのは?
最近では予約できる駐車スペースのシェアサービスが盛んになってきているので、当たってみるのもひとつの手かもしれません。
競技・イベント会場周辺では今や一般的になりましたが、混雑する行楽スポットでも最適の選択肢と言えます。
ちなみに、大阪城の周辺には予約できる駐車場が豊富にあります。
1箇所ごとの台数はわずかですが、何より駐車場の心配がなく向かえるのはメリットです。
早めに行くことが決まっているようなら、確保してしまうというのも、安心してアクセスできる一つの方法と言えます。
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まとめ
大阪城は、ロマン溢れる絢爛な城郭や天守だけでなく、四季折々の風情も楽しめる自然豊かな市民公園でもあります。
なので、家族連れで週末を過ごそうと計画を立てている方も多いことでしょう。
そんな子供連れでのんびり過ごすような際にも、記事を参考にあわてないアクセスを心がけてみてください。
※ご利用の際は必ず現地の表記をご確認ください。
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