暑中見舞いでの出産報告のススメ!必要性や喪中時などの文例まで!

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出産という難事業を終えた後も、お母さんや赤ちゃんは大変です。子育てはもちろん、やることは目白押しですよね。

出産報告もそのひとつ。四六時中赤ちゃんから目が離せない忙しさの中、一応周囲に無事に生まれたことを知らせたほうがいいのではと考えますが、もし仮に喪中だった場合はどうすればいいのかにわかにはわからないことでしょう。

そんなときはあまりお祝い事で騒がない方がいいような気もしますが、実際のところはどうなのでしょうか?喪中のときの出産報告ってどう考えればいいのでしょうか?

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出産報告って必要なもの?

今はネットでも可愛いデザインで写真付きの出産報告ハガキを簡単に出せるので、子供ができた喜びも手伝いたくさんの人に知らせたくなるのは人情でしょう。

でも、まず考えたいのは喪中以前に出産報告の是非についてでしょう。そもそも、伝え聞いて知ることはあっても出産報告の知らせをわざわざもらったことがあるという人は案外少ないのではないでしょうか?

慶事には当然お祝いが付きものになります。自然と知る形になる間柄でしたらいいのですが、ことさら知らせてしまうとお祝いを考えさせるようになってしまいます。
もちろん出す側は催促するつもりもないでしょうし相手も全員が催促されてると考えないとは思いますが、それでも気を使わせてしまうのは事実です。

最近ではマナーのひとつの考え方として、近い親戚やごく親しい知人以外は出産報告はがきは出さない方がベターとされるくらいになっています。
お祝いのこともそうですが、流産や不妊でつらい思いをしているご夫婦も多い中、相手の状況を把握せずに無神経に知らせる形にもなりかねません。今や出産報告は伸張にやるべきデリケートなものになっているといってもいいでしょう。

もちろん、中にはあなたに子供ができるのを楽しみにしているやさしい親戚や「できたら絶対に教えてね!」と釘を刺されている友人もいるでしょう。そんな方たちへは当然お知らせすべきだと思います。

また親しさとは別にあなたの妊娠を知っていた方への報告の線引きも悩ましいですが、冷静に考えればわざわざ知らさなくてもいい方がほとんどではないでしょうか?

身近な友人や親戚ならもちろん伝えるまでもなく知っているでしょう。
なので悩むとしたら、親しいけれど遠方などで頻繁に消息を伝い合えない人達にどうするかということになります。

あまり出産報告はすべきものではないというマナーになっている中、しかも喪中時にはどうするのが賢い判断なのでしょうか?

暑中見舞いなどでの出産報告は喪中時に最適!

知人であれば「後で何で知らせてくれなかったの」と水臭さを残念に思う人は自分でわかるはず。伝えるか否かは、自分のその判断に従うしかないでしょう。

もちろん喪中時なので、喜びに溢れた様子のハガキを送るべきでないのは当然ですが、前述のマナーに照らして考えればことさらに知らせる感じも抑えたいところ。

そこでおすすめは時節の挨拶にさりげなく添える伝え方です。喪中であっても時節の挨拶は特に問題はありません。それ自体はお祝いではなく、相手を気遣う見舞いだからです。

実際アンケートでも、1ヶ月以内に出産報告をしたという人は54%でしたが、年賀状や暑中見舞いのタイミングという人も28%いました。

喪中時などではなくても、これだけの方がそんなタイミングを選択しているのは、お祝いなど気を使わせたくないという気持ちが現れているように感じます。というより、暑中見舞いなどの時節のお見舞いハガキは、むしろ結婚や出産報告に向いているのではないでしょうか!

年の瀬をはさむのでしたら喪中ハガキとは別に寒中見舞いを考えればでいいでしょう。喪中ハガキで兼ねるのは明らかなマナー違反です。
もし暑中見舞いや残暑見舞が出せるタイミングでの出産なら、そのはがきの中で一言添えればいいのではと思います。

余計な様子の報告はせずに、最後に付け加える程度でいいでしょう。

今回知らせなかった遠い関係の友人には、喪が明けての賀状で普通に「家族が増えました」と伝えればわざわざ知らせた感じではなくなるので、お祝いで気を使わせることがなくなります。

親戚に対しても、基本的な考え方は知人に対するのと同様です。

当然知ることになる身の回りの身内は別にして、あとで知らなかったことがマイナスになりそうな方をピックアップして時節の挨拶に添えて出せばいいでしょう。ちなみにアンケートで多かったのは夫婦互いの伯父伯母で、ともに足すと50%近くになりました。

特に喪中時での親戚筋に対してのお祝い事に関しては、知人の場合とは別な意味で気を使うことが必要です。親戚内の弔事を知っている(と思った方がいい)からです。

あなたにとって亡くなった方がどんな間柄なのかや、その時期によっても正確には喪が明けている場合もあります(祖父母なら3~6ヶ月)。出産を知らせる方と亡くなった方の間柄に距離によっても、気を使わなくてもいい場合もあるとは思います。

とは言え、親戚内の不幸を知っていると仮定して、誤解も含めて不謹慎と思われるリスクは避けたほう無難です。


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暑中見舞での出産報告 喪中時の文例

通常喪中ハガキなどは夫婦連名ですが、時節の挨拶ならば身内には連名で、知人には夫婦共通の友人でなければあなたが差出人で構いません。

あくまで相手を気遣う内容をメインにして、出産の事は一言添える程度でいいです。
一言といってもむずかしいですが、もしあなたが出産報告したいと思うような間柄の相手が一番知りたいのは、間違いなく無事に出産を終えたかではないですか?なのでそんなことが伝わる一言でいいのではないかと思います。

子供の名前や詳しい日時・様子などは細かくは書き連ねないのが無難です。

簡単な文例を紹介しますので参考にして下さい。

<暑中見舞い>

暑中お見舞い申し上げます。
連日厳しい暑さが続きますが お変わりなくお過
ごしのことと存じます

酷暑のみぎり 何卒ご自愛くださいますようお祈
りいたします

先般、第1子を無事に出産致しました。

<残暑見舞い>

残暑お見舞い申し上げます
朝夕には秋風が感じられるようになってまいり
ました。

皆様お変わりなくお過ごしのことと存じます。

残暑厳しき折、どうぞご自愛くださいますよう
お願い申し上げます。

先だって母子ともに何事もなく出産を終えまし
た。

<寒中見舞い>

寒中お見舞い申し上げます
寒さが一段と厳しくなりましたが皆様いかが
お過ごしでしょうか

春まではもうしばらく間がありそうですが
くれぐれも御身お大切になさいますようお祈り
申し上げます

昨年、初めての子が無事誕生いたしました。

本文の途中でもいいですが、印刷文の最後に手書きで書き加えても感じがいいですし、添えたという雰囲気も出せていいですよ。

まとめ

人はそれぞれですから、こうとってほしいと思ってもすべての人の感じ方をコントロールするのは不可能です。

なので出産報告も、ある程度は割り切って自分がいいと判断した相手や方法ですればいいと思います。なによりあなたの事が心配でたまらない人へ知らせてあげることが、あなたにとっての出産報告の大事なテーマなのですから!

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