渡良瀬の清流が流れる足尾山地の山懐で、豊かな四季の情景や史跡遺産に囲まれた歴史と文化の街・足利市。
かつては足利氏発祥の荘園として栄え、足利学校や国宝鑁阿寺など歴史スポットも抱える観光都市として知られます。
両毛エリア中心の好立地から各所へのアクセスもよく、その玄関口・足利駅も多くの人が行き交いますが、車で行く際は駐車場のことも心配です。
そこで、足利駅や観光史跡周辺の駐車場事情についておさらいしてみます。
また確認の際は、最大料金の繰返し有無や時間/日極かに注意し、トラブルを避けるようお願いします。
足利駅の駐車場で最大料金が格安のおすすめは?
古くは足利庄として「小京都」とも呼ばれる多彩な文化遺産風景を、四季の豊かな表情や鮮やかな花火・イルミネーションが彩る、色彩に満ちた街・足利市。
かつては「織物のまち」として知られ、近年では機械金属やプラスチック工業などを中心にした工業都市としての顔も持ちます。
最近では歴史伝統スポットの魅力に加えて、ロケ地としてや「あしかがフラワーパーク」などでも人気を集める街。
特に、足利学校や渡良瀬河川での歴史ある花火大会「足利花火大会」の最寄駅でもある両毛線・足利駅は、観光の玄関口として多くの人が行き交います。
ただ渋滞はほぼないものの、駅周辺は道もそれほど広くなく一方通行も多いので、運転は少し気を使う地域。
駐車スペースのない商店舗がほとんどでもあるので、車を使う方は駐車場事情をおさらいしておくとあわてません。
そこで、以下が足利駅周辺のパーキング一覧になります。
おすすめワンポイント!
もし、グーグルアプリ【Googleマップ-GPSナビ】がインストールされていて、位置情報が許可されていれば、今いる場所とともに上記の駐車場マップが開き、とても便利!
【Googleマップ-GPSナビ】
料金は短期間で変動するものなので、料金傾向の目安にしていただければと思います。
変更されている場合もありますので、ご利用の際は必ず現地の表記をご確認ください。
ちなみに表の中ほどの列は、平日の1時間/日中最大(青色)・休日の1時間/日中最大(ピンク)になっています。
空き状況がわかるものは、マップのガイドエリアにリンクを入れてあります。※表中の駐車場名が太文字のもの。環境によっては開かなかったり、直リンクできないことがあります。
足利駅を中心に、足利学校や1kmほど離れた主要駅・足利市駅周辺も含め、少し広めにピックアップしています。
目的や用途に合わせて、調整して参考にして下さい。
ご覧のように、観光・行楽用駐車場も各所に配置され、大きくはないものの市営の駐車場も複数あるので、花火大会のような人出が集中するような時以外は、リソースは十分と言えます。
ただ東西移動の両毛線に比べ、伊勢崎線は都心とも結ばれる南北移動線なので、市駅周辺を中心に、どちらかと言うと長時間(期間)駐車用の日極めパーキングが多いのが特徴的。
時間貸しの料金を設けているのは全体の4分の1程度にとどまるので、短時間駐車は少し苦労するエリアと言えます。
料金的には、1時間あたりがほぼ200円程度(平均225円)、1日あたりの(最大)料金もほぼ500円(平均427円)と手頃な相場地域。
そこで車を置いて出かけたり、行楽やゆっくり用足しする際にできるだけ手頃に日中駐められるところを探すと、
5.足利市伊勢跨道橋駐車場(5台/1日1回250円)
9.北多目的広場駐車場(300台/05:00-23:00 1回200円)
10.足利市伊勢町駐車場(5台/1日1回300円)
13.中橋緑地南多目的広場駐車場(226台/05:00-23:00 1回200円)
16.足利市城の腰駐車場(50台/08:00-22:00 1回¥200)
19.足利市十念寺北駐車場(15台/08:00-22:00 1回¥150)
20.足利市十念寺駐車場(50台/08:00-22:00 1回¥150)
21.スペースECO足利市駅前第2(27台/1日1回 平日¥300)※平日のみ
は、2~300円でほぼ1日駐められるパーキングで、2日~3日間以上の駐車にも手頃に利用できるはずです。
少し広範囲に散らばっているので一概におすすめは絞れませんが、距離・価格・収容力のバランスで言えば、足利駅エリアでは9、市駅エリアでは13になるでしょうか。
ちなみに日極の駐車場は、入出庫可能時間、日数上限、当日/24時間か?など把握できていないところもあるので、くれぐれも不明な点は確認してから利用下さい。
足利駅の駐車場で時間料金が安いのは?
もし、ちょっとした仕事や地元での生活利用で来た場合なら、打ち切り料金より時間料金が安い方が助かります。
1時間あたりが手頃なパーキングをみると、先程ふれたとおり周辺相場は1時間換算で200円程度。
ただ、時間料金の設定があるパーキング自体が少なめの上、1日で数百円程度のところもあるので、あまり時間料金にこだわらずに、結果的に安く上がるところを選択するのが賢明です。
ちなみに、単純に時間料金が手頃なところを拾ってみると、
8.タイムズ長崎病院(36台/終日60分100円)
18.足利市駅駐車場(21台/終日40分100円)
が安めで、18は最初の40分が無料なのでさらにリーズナブル。
ただ、18の近くには1日200円の13もあったりするので、数時間かかる用事なら13に駐めてしまったほうが気が楽なような気もします。
足利学校・鑁阿寺の駐車場で無料や安い料金のおすすめは?
このエリア周辺の観光スポットとしては、何と言っても足利駅の北側に立地する足利学校や国宝鑁阿寺など歴史史跡が有名です。
足利氏ゆかりの広大な武家屋敷跡にして100名城にも数えられる真言宗寺院「鑁阿寺」と、日本最古の最高学府「足利学校」は隣接もしているので、セットで訪れる方がほとんど。
足利学校などは専用の駐車場がないので、駅周辺に駐めても十分徒歩範囲ですが、周辺には無料の観光駐車場が豊富なので、行楽ハイシーズンでなければ十分近くで駐められるはずです。
6.太平記館観光駐車場(40台/観光利用客・美術館利用客無料)
12.美術館通り駐車場(23台/観光利用客・美術館利用客無料)
14.たかうじ君広場駐車場(30台/観光利用客・美術館利用客無料)
15.足利市営通二丁目駐車場(39台/終日30分100円/足利市立美術館・史跡足利学校の入館者6時間迄無料)
29.鑁阿寺境内駐車場(50台/参拝者無料)
比較的駐車が容易なスポットで、もちろんGWなどは満車の場合もありますが、入庫待ちの大行列ができるほどではありません。
駅周辺のパーキングも選択肢に入れれば、どこにも駐められないということはあまりないはずなので、地図の参考にあたってみて下さい。
まとめ
歴史遺産や人気行楽スポットも豊富な足利市ですが、駅周辺が最も賑わうのがやはり夏の「足利花火大会」でしょう。
詳しい見どころはガイドブックに譲りますが、1日のみの開催に40万人が詰めかける夏の風物詩のため混雑は必至です。
例年、以下のような臨時駐車場が20箇所以上8000台分設けられますが、早い時間に満車になります。
また、図にあるような交通規制もかかるので、記事で紹介したパーキング利用もほぼ厳しいと言えるので、この時ばかりは公共交通機関利用がストレスないアクセスでおすすめです。
※情報は記事執筆時のものです。変更されている場合もありますので、ご利用の際は必ず現地の表記をご確認ください。
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