かつて、地名の由来ともされる淀川支流で十三番目の渡し場として栄え、今では大阪で指折りの繁華・歓楽街として知られる十三(じゅうそう)。
大阪梅田はもちろん、京都・神戸へも好アクセスのオフィス街や住宅地としても人気の街です。
また、淀川河川敷の豊かな自然にも恵まれ、花火大会などでも賑わう憩いのスポット。
そこで、十三エリアの駐車場事情についておさらいしてみます。
また確認の際は、最大料金の繰返し有無や時間/日極かに注意し、トラブルを避けるようお願いします。
十三の駐車場で最大料金が格安のおすすめは?
人情味あふれるアーケードや路地商店街の活気に包まれ、「ねぎ焼き」など大阪自慢の食の楽しみも魅力の庶民の街・十三エリア。
大阪有数の繁華街が囲む阪急十三駅は、京阪神最大ターミナルの梅田駅へ2駅であり、また神戸・宝塚・京都へのハブ駅としても、多くの乗降・乗換客が行き交います。
老舗ライブハウスや、歴史ある第七藝術劇場などのカルチャースポットも魅力で、近年ではオフィスビルやマンション建設も進む地区。
駅から徒歩数分の淀川河川敷は、施設も整備された憩いの休日スポットとしても人気で、なんと言っても「なにわ淀川花火大会」の会場としても賑わいます。
ただロータリーもなく、アーケードや細い路地の商業街が囲む駅周辺は、車も混み合い、運転には気を使うエリア。
なので、車を使う方は駐車場事情をおさらいしておくとあわてません。
そこで、以下が十三駅周辺のパーキング一覧になります。
おすすめワンポイント!
もし、グーグルアプリ【Googleマップ-GPSナビ】がインストールされていて、位置情報が許可されていれば、今いる場所とともに上記の駐車場マップが開き、とても便利!
【Googleマップ-GPSナビ】
駅から5~600m前後・徒歩で10分程度の圏内でピックアップしています。
料金は短期間で変動するものなので、料金傾向の目安にしていただければと思います。
ちなみに表の中ほどの列は、平日の1時間/日中最大(青色)・休日の1時間/日中最大(ピンク)になっています。
空き状況がわかるものは、マップのガイドエリアにリンクを入れてあります。※表中の駐車場名が太文字のもの。環境によっては開かなかったり、直リンクできないことがあります。
全体的に見れば駐車場は豊富ですが、駅前まで商店街や飲食店通りが迫っているため、駅周辺には駐めるところはほとんどありません。
また大きい商業施設もないため収容力のある駐車場があまりなく、小規模の駐車場がかなりの割合を占めます。
ただ、軒数は梅田駅周辺にも引けを足らないほどあるので、駅から離れた駐車を余儀なくされることを除けば、不便感はあまりありません。
料金的には、梅田駅にもほど近いエリアにしては手頃で、1時間あたりでほぼ200~300円(平均258円)、日中の打ち止め料金も平均823円と、利用しやすい相場。
そこで、車を置いて出かけたり、駅周辺でゆっくり用足しする際に、できるだけ手頃に日中駐められるところを探すと、
7.十三駅前第1時間貸駐車場(16台/08:00-20:00 最大600円)
17.コンドルモータープール(115台/10時間最大600円)
22.パークステーション24十三東3丁目(11台/12時間最大500円)
24.大興パーキング(70台/08:00-18:00 最大¥500)
31.エコロパーク十三東第5(3台/08:00-20:00 最大600円)
54.東コンドルモータープール(36台/08:00-18:00 最大500円)
55.西コンドルモータープール(約30台/10時間最大600円)
58.ミオパーキング十三東1丁目(6台/09:00-20:00 最大600円)
なら、いずれもワンコイン程度で駐めておけるパーキング。
おすすめはなんと言っても、地域密着の老舗パーキングの17や24でしょう。
料金もさることながら収容力にも優れ、しかもこの2軒は斜向い同士の立地。
駅までもそれほど離れていないので、まずはこれらを中心にあたってみるといいかも知れません。
十三の駐車場で時間料金が安いのは?
もし、ちょっとした仕事や地元での生活利用で来た場合なら、打ち切り料金より時間単価が安い方が助かります。
1時間あたりが手頃なパーキングをみると、先程ふれたとおり周辺相場は1時間換算で250円程度。
ただ、前述のように上限でワンコイン程度のところもあるので、2~3時間駐車ならもう少し抑えられると助かります。
そこで、リーズナブルなところを探してみると、
8.SHINWA PARKING十三東第1(5台/08:00-20:00 60分100円)
9.十三東2丁目コインパーキング(4台/08:00-20:00 60分100円)
10.エコロパーク十三東第2(3台/終日60分100円)
31.エコロパーク十三東第5(3台/08:00-20:00 40分100円)
が、1時間換算で100~150円のパーキングですが、それほどたくさんのスペースはありません。
上記も含めて、半数以上は200円までで収まるパーキングなので、このエリアでは200円程度を良しとして、目的地近くで駐めてしまった方が賢明です。
いずれにしても、十三エリアは買物利用による無料駐車が見込めないので、リストやマップをうまく活用してみて下さい。
十三の駐車場で予約ができるのは?
最近では予約できる駐車スペースのシェアサービスが盛んになってきているので、当たってみるのもひとつの手かもしれません。
競技・イベント会場周辺では今や一般的になりましたが、混雑する駅周辺でも最適の選択肢と言えます。
ちなみに、十三駅の周辺には予約できる駐車場がそこそこあります。
1箇所ごとの台数はわずかですが、何より駐車場の心配がなく向かえるのはメリットです。
早めに行くことが決まっているようなら、確保してしまうというのも、安心してアクセスできる一つの方法と言えます。
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まとめ
開放感にあふれ、スポーツやBBQも楽しめる淀川河川敷の最大の見どころのひとつは、毎年8月に開催される「なにわ淀川花火大会」でしょう。
十三エリアも観覧会場のひとつになり、毎年40万人以上の見物客で賑わいます。
特に臨時駐車場は設けられず、当日は以下のような交通規制もかかるので、車でのアクセスは避けたほうが無難。
予約制以外の紹介したような駐車場は、早朝からの入庫でもないかぎり、全滅なのが通例になります。
電車などでの駅の混雑も激しいとは言え、駐める場所が全く見つからないよりはましですから、やはり公共交通で行くか、会場から離れた地域に駐めて歩くのが賢明でしょう。
※利用の際は必ず現地の表記をご確認ください。
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