渡船が行き交った渡し跡も残る多摩川河川敷の開放的な環境や、生田緑地の豊かなみどりが魅力の神奈川・登戸エリア。
かつての首都圏屈指の遊園地「向ヶ丘遊園」跡には、ばら苑やまんが文化施設などの人気スポットも整備・開業し、週末を中心に大いに賑わう行楽スポットでもあります。
近年では、そんな好環境や新宿まで20分程度のアクセスから、暮らしやすい生活タウンとしても人気の街。
そこで、登戸エリアの駐車場事情についておさらいしてみます。
Photo by Nyao148 / CC表示-継承3.0
また確認の際は、最大料金の繰返し有無や時間/日極かに注意し、トラブルを避けるようお願いします。
登戸の駐車場で最大料金が格安のおすすめは?
多摩川や多摩丘陵の水とみどりにあふれた住環境や、都心・神奈川主要エリアへも好アクセスの利便性に加え、家賃や物価も手頃な住宅エリアとして人気の登戸・向ヶ丘遊園地区。
区画整理開発により多摩地区の商業・業務の要衝として発展し、登戸駅・向ヶ丘遊園駅間には多くの店舗や施設が集まり、人通りが絶えない市街地です。
また、専修大学・明治大学・日本女子大学などが集まって学生の若い活気にも包まれ、最近では生田緑地や向ヶ丘遊園駅跡に開業した「藤子・F・不二雄ミュージアム」などの最寄駅としても賑わう行楽エリア。
ただ、依然工事区画も多く、また南武線・小田急線で分断され道が入り組む市街地のため、車が走りにくい市街地。
また多摩川にかかる世田谷通りの水道橋は渋滞も頻繁なので、車を使う方は駐車場事情をおさらいしておくとあわてません。
そこで、以下が登戸駅周辺のパーキング一覧になります。
おすすめワンポイント!
もし、グーグルアプリ【Googleマップ-GPSナビ】がインストールされていて、位置情報が許可されていれば、今いる場所とともに上記の駐車場マップが開き、とても便利!
【Googleマップ-GPSナビ】
登戸駅から5~600m前後・徒歩で10分程度の圏内でピックアップしています。
料金は短期間で変動するものなので、料金傾向の目安にしていただければと思います。
ちなみに表の中ほどの列は、平日の1時間/日中最大(青色)・休日の1時間/日中最大(ピンク)になっています。
空き状況がわかるものは、マップのガイドエリアにリンクを入れてあります。※表中の駐車場名が太文字のもの。環境によっては開かなかったり、直リンクできないことがあります。
ご覧のように軒数や駅周辺の密集度も十分ですが、小規模なパーキングが多いので満車の恐れが高いエリア。
向ヶ丘遊園駅寄りの38.ダイエー向ヶ丘店駐車場(192台)を除けば、大きな商業施設スペースもないので、駐車スペースの量は決して潤沢な地域ではありません。
特に最近人気の「藤子・F・不二雄ミュージアム」には駐車場がないため、徒歩やバスで向かう際の駐車需要もあり、休日の空き探しには少し苦労するかも知れません。
ただ、隣の向ヶ丘遊園駅周辺には駐車場がかなり豊富に立地するので、事情が許せば範囲を広げて選択肢に入れるといいでしょう。
料金的にはやや高めの相場で、1時間あたりでほぼ300円(平均308円)ながら、日中の打ち止め料金が駅周辺が高いことも手伝い、平均1023円と大台に乗ってしまいます。
そこで、車を置いて出かけたり、駅周辺でゆっくり用足しする際に、できるだけ手頃に日中駐められるところを探すと、
<平日のみ>
9.タマパーク登戸第2(15台/月-金 08:00-22:00 最大料金¥700)
27.NPC24H登戸パーキング(15台/月-土 24時間最大700円)
<平日・休日とも>
15.リパーク登戸第7(14台/07:00-23:00 最料金大700円)
20.登戸東都パーク(2台/08:00-22:00 最大料金¥700)
22.リパーク登戸第10(4台/24時間最大700円)
25.タイムズ登戸第5(6台/24時間最大600円)
なら、相場をかなり下回るパーキング。
いずれも収容力はそれほどありませんが、空き情報をつかめるところも多いので、確認しながら向かうといいでしょう。
駅周辺は、軒並み千円を大きく超えるところが多いので、できれば避けた方が無難です。
登戸の駐車場で時間料金が安いのは?
もし、ちょっとした仕事や地元での生活利用で来た場合なら、打ち切り料金より時間単価が安い方が助かります。
1時間あたりが手頃なパーキングをみると、先程ふれたとおり周辺相場は1時間換算で300円程度。
ただ、前述のように上限で600~700円以内のところもあるので、2~3時間駐車ならもう少し抑えられると助かります。
そこで、リーズナブルなところを探してみると、
6.丸栄登戸パーキング(7台/08:00-20:00 30分¥100)
14.タマパーク登戸新町(8台/08:00-00:00 60分¥200)
19.タイムズ登戸新町(5台/終日60分200円)
23.豊饒パーキング第6(4台/08:00-20:00 30分¥100)
26.豊饒第4パーキング(10台/終日30分100円)
28.タイムズ登戸第4(3台/終日60分200円)
29.登戸パーキングNo1(4台/08:00-20:00 30分¥100)
30.登戸パーキングNo2(4台/08:00-20:00 30分¥100)
が、相場より100円程度下がる1時間換算200円のパーキング。
やはり小さいところばかりなのが難点ですが、買物利用による無料割引が見込めない登戸駅周辺では、うまく活用したいスペースと言えます。
登戸の駐車場で予約ができるのは?
最近では予約できる駐車スペースのシェアサービスが盛んになってきているので、当たってみるのもひとつの手かもしれません。
競技・イベント会場周辺では今や一般的になりましたが、混雑する駅周辺でも最適の選択肢と言えます。
まだ登戸エリアにはほとんどありませんが、近年急速に普及しつつあり、今後どんどん供給が増えるはずなので、気にしておくといいかもしれません。
1箇所ごとの台数はわずかですが、何より駐車場の心配がなく向かえるのはメリットです。
早めに行くことが決まっているようなら、確保してしまうというのも、安心してアクセスできる一つの方法と言えます。
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まとめ
現在、向ヶ丘遊園地の跡地は宅地エリアをメインとして開発が調整中ですが、その一部を利用してオープンした「藤子・F・不二雄ミュージアム」は、今や市のシンボルとして人気を集める文化施設です。
ただ、限られた時間に入館しなければいけない四部制を敷くこの施設には、記事でもふれたように駐車場がありません。
登戸駅からは、子どもも喜ぶキャラクター装飾のシャトルバスも発着しているので、駅周辺に早めに駐めて、バスで向かうのも安心なアクセス方法。
そんな人気施設の見学の際にも、記事が参考になれば幸いです。
※利用の際は必ず現地の表記をご確認ください。
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